2013年7月7日日曜日

たなばた














七夕といえば
梅雨の最中で、雨か曇り。
夜空に星なぞ見えない、という印象ですが、
早くも、きのう梅雨明け。
今日は晴れて暑く、真夏のよう。
今年の七夕は、
星空を眺めることができるかもしれませんね。

子どもたちが幼稚園児だったころ、
毎年、七夕が近づくと
母親参加で、子どもといっしょに
七夕飾りを作る、という行事がありました。
親子に一本の笹が配られ、
思い思いに飾っていくのです。

子どものころ
祖母とちゃぶ台で
折り紙や切り紙をして育ってきたので、
こういった工作系のものは大好き。
子ども以上に楽しんだ覚えがあります。

網飾りだったら、
2~3ミリの間隔で
いかに均等にかつ平行に
はさみを入れていくか、にかかってきます。
大雑把にいい加減にやると、
開いたときにがっかりするようなものが
できあがります。

どの切紙にしても
色紙をきちっと折り、
はさみで丁寧に切り込みを入れていく。
コツはこれに尽きます。

笹を飾り、
短冊に願い事を書く。
色とりどりの七夕飾り。

それを片手に、
風になびかせながら
幼稚園バッグを斜めにかけて
空のお弁当箱をカタカタいわせて走る子どもたち。
あとを追いかける母親たち。

七夕が近づくと
そういった親子を見かけます。
昔と変わらない幼稚園の風景。

子どもたちが小さかったころの
楽しかった時代の思い出のひとつです。

BOOKS144に
『たなばたものがたり』という絵本があります。
お子さんといっしょに笹を飾り、
短冊に願い事を書いて、
七夕の物語を
読んでみてはいかがでしょうか。
 
たなばたものがたり (行事の由来えほん)

『たなばたものがたり』
舟崎克彦 文
二俣英五郎 絵
教育画劇 発行
2001年初版
2003年第3刷
¥700

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