2013年1月31日木曜日

山羊革工芸品


















「シャンティニケタニ」。
平和郷を意味するシャンティニケタンの地から始まった
山羊革工芸品です。
インドの詩人タゴールが日本を訪れた際、
革細工の技術をインドへ持ち帰ったことが
始まりだと言われているそうです。

ひとつひとつ手作りの山羊革工芸品は、
使い込むと、しっとりと柔らかくなり、手に馴染みます。
時間とともに風合いが増して飴色になり、
使い勝手がよくなります。















小銭入れ、お財布、ペンケース、
ポシェット、バッグなど、
いろいろな色、柄のものが揃っています。
バッグは肩から掛けられるショルダー・タイプ。
1枚目の写真の奥に写っている大きなバッグは
和服にも合いそうです。

ぜひBOOKS144で、手に取ってご覧ください。

バッグ 各¥3.990



2013年1月30日水曜日

いろいろに

今朝は暖かく、寒さも一休み。
呑川の水の際で、
ツグミが土をくちばしで掘り、餌を探していました。
桜の木には、シジュウカラやメジロが機敏に飛び回り、
春を思わせる通勤路でした。















今BOOKS144で並べておりますドライフルーツです。
サラダに入れたり、
パン、ケーキに使ったり、
プルーンをふっくら煮たり・・・・・。

干しイチジクを入れたパンを切ったとき、
入っているところに当たるとうれしいです。
あの種のぷちぷちした食感!


いろいろにお楽しみいただけると思います。

・イチジク  200g/¥540
・プルーン  200g/¥525
・レーズン  165g/¥365
・クランベリー  50g/¥375
・くるみ  100g/¥525 

2013年1月28日月曜日

ドライフルーツ、置いています。

BOOKS144のまるいテーブルの上に、
ドライフルーツが置いてあるのをご存じでしょうか?
クランベリーとプルーン、くるみが並んでおりましたが、
今回、売り切れていた、いちじくが再入荷。
それに新たにレーズンが加わりました。

ドライフルーツはそのまま食べてもおいしいですが、
ケーキやパンに焼き込んだり、
サラダに混ぜたり、いろいろに使えます。
ラム酒に漬けておけばさらに便利。
アイスクリームに添えると、大人のデザートになりますね。















 レーズン、クランベリーとくるみをパン生地に混ぜ、
プルーンを巻き込んだパンをお昼ごはん用に焼きました。
小麦粉にグラハム粉、ライ麦を加えました。
クリームチーズがよく合います。

2本焼いて、1本は
昨日、帰って来た息子に持たせました。


2013年1月27日日曜日

ターシャ・テューダーのクックブック

BOOKS144には、ターシャ・テューダーの本が何冊か置いてあります。
絵本や『ターシャ・テューダーの世界』のような写真集。
その中から、
『ターシャ・テューダーのクックブック』を取り上げたいと思います。

前書きに
「ほとんどが我が家に代々伝わる料理で1700年代のものもあります。」
と書かれているように、
ページごとに素朴で豊かな料理の数々。
昔風のターシャの挿絵が似合って、
ひとつひとつのレシピに
思い出やエピソードが書かれていて、
エッセイとしても十分に楽しめます。

この料理本には
料理の写真は1枚もありません。
分量も、"6ダース分"とか"12人分"と出ていますし、
グラムでなくカップで書かれています。
適当でいい加減に料理する私にはぴったり。

スープやメインディッシュ、パン、デザート、
クリスマスのごちそうなど80余のレシピ。
薪でたくコンロや冬中燃えている暖炉で
勘に頼って料理するターシャを真似て
何度も味をみながらお料理してみたいと思います。

『ターシャ・テューダーのクックブック』
ターシャ・テューダー 本文/イラスト
相原真理子 訳
文芸春秋 発行
1998年第1刷
¥1.200


2013年1月25日金曜日

ミルクティー

ミルクティーが好きです。
普通の紅茶も、ミルクティーも好きですが、
とくに煮出すタイプのが。

以前、家族で東北へ行ったとき、
疲れて辿り着いたすてきなお店で飲んだ
ストロベリー風味のミルクティーがあまりにもおいしかったので、
オーナーに作り方を教えていただきました。

小鍋に水を入れて茶葉を入れます。
火にかけて、しばらく煮だします。
牛乳を入れ、あたためます。

それから我が家では毎朝その作り方でミルクティー。
ミルクの量を多くして
その日の気分で
(家族の、ではなく私の朝の気分で)
ストロベリーティー、キャラメルティーなどのフレーバーティーや、
アッサム、アールグレイなど使います。
スパイスを入れてチャイ風にすることもあります。

濃いのが飲みたいときは、
火を止めたあと、ふたをしてしばらく置いておくと、
おいしいです。

BOOKS144のシンガンパティ紅茶で作ったのも
やわらかい味で飲みやすいです。

ここのところ紅茶が品切れでしたが
今日、再入荷しました!
今回はアールグレイもあります。
お待たせしておりましたが
ぜひBOOKS144まで足をお運びください。






2013年1月23日水曜日

ライオンと魔女

私が小学生のころに読んだのは、
オレンジ色の函に入った『ライオンと魔女』でした。
ルーシィがナルニア国に踏み込んだ場面から、
すっかりお話の中に引き込まれてしまったものです。

その後、何回も読み返しましたが、
何と言っても好きなのは、
フォーンのタムナスさんの部屋でのお茶のシーン。

暖炉があって、床にはじゅうたん。
テーブル、本棚と食器棚。
ふたつの小さないす(ひとつは私の、
もうひとつはお客用、とタムナスさん)。

魅力的なお部屋!

そして出てくる「お茶」がまた何ともおいしそう!
やわらかくゆでたきれいな茶色の卵。
トーストは小イワシをのせたもの、
バターをぬったもの、
みつをつけたもの。
砂糖をかけたお菓子。

挿絵を見て想像するしかありませんが、
なんてすてきなおもてなし!

もうひとつは、ビーバーさん夫妻にごちそうになる夕ごはん。
子どもたちにはクリームのようにこいミルク。
こい黄色のバターを好きなだけすくってぬって食べる、
粉ふきにしたじゃがいも。
フライにした新鮮なマス。
焼きたての、すてきにねとねとする大きなマーマレード菓子。

こうやって書き並べるより、
お話の中でその状況とともに読むと何倍もおいしそう。
童話や絵本に出てくるごちそうやお菓子って
想像がふくらむせいか、
よけいにおいしそうに感じます。















でもひとつ不思議に思ったのは
エドマンドが女王にもらったプリン。
まるい箱をひらくと、どっさり出てくるのです。
どうしてもイメージできませんでしたが、
大人になってから、
「ターキッシュ・ディライト」であることがわかりました。
これだったら緑色の絹のリボンでしばった
まるい箱に入っているのも納得ですね。




2013年1月20日日曜日

ライオンと魔女と衣装だんす



















今朝はメダカの池に氷も張らず、晴れて暖かいと思いながら
BOOKS144まで歩いてきました。
途中、雪もずいぶんと消えましたが、
東西に通る道にはまだまだ残っていますね。

今日は大寒。
1年でもっとも寒い時期です。
行きと違って帰り道。
日が落ちてからは風が冷たく、雪は凍り、
「白い魔女」の力が強まったか、と思うほどです。

ナルニア国をご存じでしょうか?
ここではもう100年も、終わることのない冬が続いているのです。



















本日ご紹介するのは『ライオンと魔女と衣装だんす』。
子どもたちのために要約されたお話に
挿絵が雰囲気を伝えている大型の絵本です。

ピーター、スーザン、エドマンド、ルーシィの4人の兄弟が、
疎開した先での冒険のお話です。
あきべやの衣装ダンスから続く雪と氷の世界。
フォーンやもの言う動物たち。
白い魔女。
アスラン。

本を開いたら、すぐにナルニア国に引き込まれることでしょう。


この絵本を読んで興味をもたれた方は
『ライオンと魔女』から7冊セットの「ナルニア国ものがたり」をぜひ!

こちらもBOOKS144の本棚
の最上段に揃っております。

あと15日間で立春。
小寒から立春までを「寒さの内」というそうです。
梅の枝には蕾のついているのが見えます。


『ライオンと魔女と衣装だんす』
C ・S ルイス 作
C・バーミンガム 絵
田中明子 訳
評論社 発行
2000年 初版発行
¥1.000



2013年1月18日金曜日

あたたかい紅茶とココア

雪が残っているせいか、寒いですね。
風がとても冷たく感じます。

こんな日、
冷え切って帰ったときに
温かい紅茶やココアが出てきたらどんなにうれしいでしょう。
暖かい部屋でおいしい紅茶!
温かいココア!















BOOKS144には、
リーフ・ティーとココア・パウダーも置いてあります。
南インド・タミルナドゥ州で農薬や科学肥料に頼らず栽培された、
渋みが少なく飲みやすい紅茶です。

ココアはドミニカ共和国のカカオ豆から作られた
100%の純ココアです。
低脂肪タイプのものです。

子どものころ、たまに日曜日の朝などに
「今朝はココア。」というと、うれしかったのを思い出します。
ココアの鍋をかき混ぜるのは私の役目でした。

鍋にココアとお砂糖を入れてよくかき混ぜます。
少しの水を注ぎスプーンでトロッとするまでよ~く練ります。
火にかけて、混ぜながら牛乳を少しずつ加え
沸騰する直前まで温めたらできあがり。
牛乳の表面をにらみながらスプーンで混ぜ続け、
細かい泡がたくさん立って、
ふわっと盛り上がる前に「できました!」と火を消します。

ココアの豊かな香りと、暖かい湯気で湿った手。
熱くなったスプーン。

両手で持ったココアのカップ。
寒い冬の朝、
息を吹きかけながら飲んだココアはほんとうに特別なものでした。

今ほど贅沢にいろいろなものがない子ども時代の思い出だから、
余計においしく記憶しているんでしょうね。


紅茶やココアといっしょに手作りのお菓子はいかがですか。
レシピの本もお菓子からお料理まで
多数揃えております。
ぜひこちらもご覧下さい。
















シンガンパティ紅茶
原産国 インド
100g
¥525

純ココア(低脂肪タイプ)
原産国 ドイツ
150g
¥525






2013年1月17日木曜日

雪の後は・・・

雪が降って3日目。

公園の雪には子どもたちの足跡がたくさん。
道路は車の走ったに2本歩ける道ができ、
庭の縁には猫の歩いた足跡が1列に並んでいます。
雪だるまも溶けてただの雪の塊になってしまいました。


 
 












雪の降ったあとは、外から聞こえる音がいつもと違います。
タイヤにェーンを巻いた自動車の走っていく音。
人が表面の凍った雪を踏んで歩く音。
夜遅くまで何人もの人が
家の前を通っていることに改めて気付きます。

晴れると、屋根に積もったが溶けて

ひさしから落ちる水滴の音が
絶え間なく聞こえるのがいい感じです。

  

 












屋根に積もった雪も少しずつ溶けてきて
の形波のように見えてした
誰も踏まないし、
土と混ざることもなく
白いままゆっくりと溶けていく様子がきれいです。



2013年1月16日水曜日

たのしいふゆごもり

雪も少しは溶けてきましたが、
今日のように曇っているとよけいに寒く感じます。

今朝、BOOKS144までくる途中、
おかあさんと手をつないだ
長靴をはいた3歳くらいの子が
雪の深いところばかりを選んで歩いていました。
この子の気持ち、とてもよくわかります。

外で遊んで寒くなったら、
あたたかい部屋で絵本を開きましょうか。

今日みたいな寒い日には、
心まで暖かくなるような 『たのしいふゆごもり』 を。

くまの親子が、雪に備えてふゆごもりの用意をするお話です。
秋の森へ出かけて行き、
「たくさんたべて、あったかくして、はるまで ねむる」のに
必要なものをたくさん調達して帰ってきます。
うちの中は真っ暗。
おかあさんが暖炉に火をおこします。


















暖炉の火に照らされた部屋があたたかそう。
ごはんがおいしそう。

むじゃきなこぐまと働き者で賢いおかあさん。


















それまでの明るい場面から一転、
雪の降りしきる夜の場面。
扉を開いて、外の雪の様子を見るくまのおかあさんと子ぐま。
その後ろから暖かい明かりが漏れています。
とても印象に残ります。

親子の会話も、
片山 健さんの絵も
元気で楽しくて暖かい、すてきな絵本です。

『たのしいふゆごもり』
片山令子 作
片山 健  絵
福音館書店 発行
1991年発行
2005年 第16刷
¥700


2013年1月15日火曜日

けいてぃー















今朝はすっかり晴れて、
BOOKS144の店先の芝生や、
植木鉢の雪も解け始めています。

店に向かう途中の道路の歩きにくかったこと!
除雪してあるところはごくわずかでした。

こんなに雪の積もった日には、
はたらきものの「けいてぃー」をご紹介しましょう。















 「けいてぃー」は、じぇおぽりすの街で、
夏はブルドーザー、冬は除雪機として働く、トラクターです。
ある日、大雪に街が覆われてしまいます。
2階の窓のところまで積もった雪に、
だれもかれも、なにもかも動けなくなってしまいます。
でも、ただひとり「けいてぃー」だけは動いていました。

動けなくなったみんなの「たのみます!」に
けいてぃーの「わたしについていらっしゃい」の頼もしいこと!

ページの中央にさし絵があって、
その周りにある細かいイラスト。
また、大きく描かれたじぇおぽりすの地図は
細かく描きこまれていて・・・。
この絵本は、隅から隅まで見て読んで 楽しむ絵本です。


『はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー』
バージニア・リー・バートン 文/絵
いしいももこ 訳
福音館書店 発行
2009年第61刷
¥700



2013年1月14日月曜日

ほんとうに雪。

昨日、シュルヴィッツの『ゆき』を取り上げましたら、
なんと今日は雪です!
朝は雨でしたが、雪になりました。

絵本と同じように、
灰色の空から限りなく落ちてくる雪片。
あれよあれよと言う間に地面も屋根も覆われました。
北風に吹き付けられ、
木の幹も枝も、家の壁も北側が白くなっていきます。


















子どもでなくても、
見慣れた景色がいつもと違うものに見える雪の日は
ちょっとわくわくします。















玄関から門、そして門から道路まで雪かきをしました。
さすがに雪だるまは作りませんが、
カッパを着て、張り切って雪かきをします。

雪が積もると、
長靴をはいて手袋をして、
みんなで雪を踏んで歩いたり、
雪だるまを作ったり雪合戦をしたり・・・。

長靴に雪が詰まり足を抜くのに一苦労。
濡れた手袋を取ると手が赤くなって、
足も手も冷たくなって痛いほど。
お湯につけて温めると
指先がじんじんしたのを思い出します。








2013年1月13日日曜日

シュルヴィッツの『ゆき』


あの『よあけ』の作者シュルヴィッツの作品です。

どんより灰色の空から雪がひとひら落ちてきます。
「ゆきがふってるよ。」
男の子の期待と冷めた反応の大人たち。

限りなく落ちてくる雪。
ふしぎな街に降りしきる雪。
最後はすっかり雪に覆われ、街中が真っ白に輝きます。

丁寧に描かれた雪と、街並み色合いが好きです。
灰色の空から雪の降っている場面から、
雪が止み青空になった
雪景色になったときの美しさ。



















東京ではめったにない雪の日。
子どものころ、雪が降り始めるとわくわくしました。
飽きずに窓から眺めていたものです。
遠くを見ると、遠くのほうがたくさん降っているように見えて・・・。
そんなことないのにね。
雪が積もると、
何もかもが白く覆われて
いつもの景色がとても美しい別のものに見えました。


絵本の中のこの街には
「Mother Goose Books」と「More Books」と、
なんと2軒も本屋さんがあるんですね。


『ゆき』
ユリ・シュルヴィッツ 作
さくま ゆみこ 訳
あすなろ書房 発行
2001年第8刷
¥750

2013年1月12日土曜日

ショップカード

秋から続いた個展やグループ展が
1月7日の関東支部展の搬出をもって
すべて終わりました。
その間にクリスマスや年末の大掃除、お正月・・・。
なんと忙しかったことか。

ほっとしたらすっかり風邪をひいてしまいました。
パソコン画面を見る気にもなれず、
ブログも書くことができませんでした。

BOOKS144の店内は新しい棚が入ったり、
位置が移動したり。
本も差し替えました。
東側の壁の版画も銅版画に掛け替えました。

そして、今さらですが、ショップカードができました!
すっきりしてなかなかいい出来です。
トレードマークの猫は
以前、ご紹介した木版画 『English Cat』 のスコット・トーマス。

どうぞよろしく!

2013年1月8日火曜日

カリジェの『大雪』

寒い冬にぴったりの絵本「大雪」をご紹介します。

そり大会の前日、ウルスリとフルリーナは仕度にかかります。
フルリーナはそりの飾りに使う毛糸の房を
ふもとの糸屋さんにもらいに行かされます。
泣きながら出かけたフルリーナ。
あらしの中、帰りの遅い妹を迎えにいくウルスリ。
なだれ・・・・・。

アロイス・カリジェの作品です。

「ウルスリのすず」は皆さんご存知ではないでしょうか。
私も子どもの頃、大好きな絵本でした。
私が持っていたのは
岩波の子どもの本シリーズの「アルプスのきょうだい」。
「ウルスリのすず」と「フルリーナと山の鳥」の2話が入っていました。

今はこんな横長の大型絵本になっているんですね。

カリジェの絵が好きです。
スイスの自然、風景。
厳しい冬。
雪のおそろしさ。
そこに生きる人たちの生活。
家の入り口にはがっちりした木の扉。
部屋にはランプの灯り。
暖かい火が燃え、鉄の鍋が下がっている。
そして家具や内装、雑貨などを見るのが楽しいのです。

右のページにカラーの挿絵。
左に文章と黒の絵コンテのような線画のカット。
どちらも細部まで見てください。















標題紙の次のページに線描きのハート。
まわりには雪の結晶が。
いちばん後ろのページにもハートが描いてありますが
ストーリーの展開に合わせて雪ではなくなっています。

ぜひ、そのあたりまで楽しんでください。

『大雪』
ゼリーナ・ヘンツ 文
アロイス・カリジェ 絵
生野 幸吉 訳
岩波書店 発行
2001年第13刷
¥1,100





2013年1月6日日曜日

ふたつの世界の書店















12月17日に刷った銅版画が完成しました。

黒インクでそのままの作品と
手彩色を施したカラーの作品があります。
今回はエッチングに彩色したものを
BOOKS144の北側の壁に掛けてみました。

タイトルは「ふたつの世界の書店」。
昼と夜。
現実と空想の世界。
どちらにも繋がっている空間。

そんなイメージで制作した作品です。

『ふたつの世界の書店』
エッチング+透明水彩による手彩色
作品サイズ 180mm×238mm
額サイズ 四ツ(360mm×438mm)
¥45,000

2013年1月5日土曜日

へびのクリクター

今年は巳年。
「へび」は嫌いという方が多いかと思います。
そこで、今回はすてきなへびの絵本を御紹介します。



















「へびのクリクター」。
あの「すてきな三にんぐみ」のトミー・ウンゲラーの作品です。

ある日、ボドさんのところへ息子からのお誕生日プレゼントが届きます。
それがなんと、へび!
毒へびでないことを確かめて、
子どものようにかわいがって育てるボドさん。
ご主人の買い物についていき、
 子どもたちと遊び、手伝うクリクター。















 細いペン書きのイラストに抑えた緑と赤の彩色。
ルイーズ・ボド夫人の部屋や家具の様子も、
カフェもお洒落。



 











さりげなくソファの下にネズミがいたり
ページの四隅に花が描いてあったり
雪が結晶になっていたり・・・。

お話も絵も楽しんでいただきたい絵本です。

『へびのクリクター』
トミー・ウンゲラー 作
中野完二 訳
文化出版局 発行
2000年第58刷
¥550







2013年1月3日木曜日

いよいよ2013年。














あけましておめでとうございます。

BOOKS144は今日から通常営業です。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。