2016年10月31日月曜日

ハッピー ハロウィン パーティー














10月31日、ハロウィンです。
でも月曜日、ということもあって
昨日、一昨日に盛り上がったのではないでしょうか。
渋谷の仮装した集団とにぎわいは
毎年、ニュースに取り上げられています。
私が今年見かけたのは、
お姫さまや、妖精、ポケモンに変装した
幼稚園帰りの子たちか、
仲のいい子どもたちの
ハロウィンの仮装のまま公園で遊んでいる集団くらい。
微笑ましく感じただけでした。

今夜にハロウィン・パーティーを予定している方、
今ごろでは遅いかもしれませんが、
ここに 『 ハッピー ハロウィン パーティー 』 という本があります。
解説には、
” ハロウィンを120%楽しむためのアイデアBOOK ”とあります。
仮装用コスチュームの作り方、
ホームパーティーのメニュー、
インテリア、エクステリアのアイデアまで載っていて
この1冊があればパーティーが楽しいものになりそうです。


『ハッピー ハロウィン パーティー』
馬嶋昌代 / 吉谷 環 著
2008年第1刷
定価¥1400
BOOKS144販売価格¥400

2016年10月29日土曜日

臨時休業のお知らせ














昨日は寒い雨。
今日は曇ってはいますが、
少し暖かくなりました。
青空も部分的に見え、
ときおり日も差してきます。
土曜日のお散歩ついでに、と言いたいところですが、
諸事情により
本日は臨時休業させて頂きます。
申し訳ございません。

明日は営業いたしますので
駒沢公園のラーメンショーのお帰りにでも
どうぞお立ち寄りください。

2016年10月28日金曜日

秋の雨














今日はお昼前から雨が降り始め、
温度も上がらず寒いくらい。
店の入り口を開け放していても
さすがに蚊も入ってきません。

ベランダの手すりに絡んだゴーヤの葉はまだ緑。
大きくなった実も、ひとつふたつ。
黄色い花もちらほら咲いています。

もう咲いても小さい朝顔の花、
暑いころは、朝には萎れていたオシロイバナの花も
昼過ぎまで開いています。

夏の名残があちこちに見えますが、
もう夏日になることもないそうですから、
このまま秋が進んでいくのでしょう。

もう10月も残り3日間ですね。

2016年10月23日日曜日

洋梨














洋梨をもらいました。
まだ若そうな
食べるには早い鑑賞用かな、と
並べて楽しんでいます。
洋梨はそれぞれ形が違って
眺めているだけで楽しくなります。

細身だったり太目だったりの胴体に
しっかりした軸が
あっちを向いたり、こっちを向いたり。
絵に描いてみたくなる果物です。

子どものころから
洋梨は、まずは目で楽しむためのもの。
絵に描いて
ちょっと熟しすぎたか・・・というものを
食べていましたっけ。
今はいろいろな種類がありますが、
むかしは洋梨といえばラ・フランス。
あのずんぐりした不格好さが思い出されます。

子どもたちが小さかったころ
知り合いのりんごや洋梨などを作っている果樹園に
お邪魔したことがあります。
まだ濃い緑色の洋梨がたくさんなっている木は
童話的でとてもすてきでした。
果実のなる木というのはいいですね。
あの木の下で写真を撮ってから何年になるでしょう。

洋梨を送ってください、とお願いすると
葉を付けたまま
色とりどりに、全部の種類の洋梨と、
おまけの完熟プルーンなども入れて下さって、
箱を開くと果樹園の空気まで感じられる詰め合わせでした。

またいつか行ってみたいと思っています。


2016年10月18日火曜日

絵本 『 つきのぼうや 』














今朝はよく晴れて
気持ちのいい青空が広がりました。
晴れても夏のような暑さはなく、
歩くにはいい季節です。
でも日向は日に焼けそうで
木陰を選んで歩いてきました。

呑川の桜の葉もいつの間にか減り、
道には色付いた葉が落ちています。
ススキの穂は立派になり、
ヨウシュヤマゴボウの実も少しずつ濃い紫に色を変え、
空地ではセイダカアワダチソウが
日を浴びて鮮やかな黄色の花を咲かせています。

何日か別の道を通っていて
久しぶりにいつもの道を歩いてみると
秋の進んでいるのに気付かされます。

お散歩の途中に立ち寄られたお客さまが
『 つきのぼうや 』の縦長の絵本を見つけて、
なつかしい!としばらく眺めていらっしゃいました。
私も大好きな絵本です。
縦34cm、横13cmの変形絵本。
BOOKS144でも縦では棚に入らず
横にしてさしてあります。

空のお月さまが
水に映ったお月さまを連れてきてほしい、と
月のぼうやに頼みます。
月のぼうやは途中で
星をけとばしたり、
渡り鳥にかこまれたり、
りんごをもらったりしながら降りてきて
池の中の月を見つけて・・・。
というお話。













右のページに
降りてくるぼうやと
途中で出会うものが描かれて
左にお話が載っています。

ぼうやのまわりは空と水ですから
青い背景で、
そこに描かれた絵が楽しくて、
色もきれい。

私は、満月の夜に
月の光を浴びた人たちや猫が
空を見上げている見返しが好きです。

「つきのぼうや」の画像検索結果

『 つきのぼうや 』
イブ・スパング・オルセン 作・絵
やまのうちきょうこ 訳
福音館書店 発行
1975年発行
2016年第65刷
定価¥1100+税
★この本は新品なので販売価格は定価です。

2016年10月16日日曜日

まんげつの よるまで まちなさい














先日の十三夜は残念ながら曇っていて
お月見ができませんでした。
でも昨日はよく晴れて
雲ひとつない夜空に
月が輝いていました。
お隣の瓦屋根が光を反射するほど明るく。
満月のように見えましたが、
今日が満月だそうです。

” 満月 ” と聞いてまず浮かぶのは
絵本 『 まんげつのよるまでまちなさい 』。

夜のあれこれを見てみたいあらいぐまのぼうや。
「みたい」というぼうや。
でも、おかあさんの返事はいつも
「まんげつのよるまでまちなさい」。

何回もこのやりとりが繰り返されるうち、
初めのページでは、
よだれかけを掛けて食事をしていたぼうやが
野球のバットとボールを持って出かけて行く
男の子に成長しています。

あらいぐまの毛、まわりの物も丁寧に描かれた
黒と茶だけの絵。
かわいいぼうやと
働き者のおかあさん。

扉の前のページと、
最後のページだけがカラーで
待ちに待った満月の夜の明るさ、
楽しさを感じることができます。

「まんげつのよるまでまちなさい 絵 コンテ」の画像検索結果

『まんげつのよるまでまちなさい』
マーガレット・ワイズ・ブラウン 作
ガース・ウィリアムス 絵
まつおか きょうこ 訳
ペンギン社 発行
1978年初版発行
1993年18刷
定価¥1030
BOOKS144販売価格¥500

2016年10月11日火曜日

『 印半纏 』 の本














昨日、今日と日差しがなく
雲に覆われた空。
温度が上がらず、
はおる物がほしい肌寒さ。
すっかり秋らしくなり、
ついこの間まで夏のようだったのを忘れてしまいますね。

昨日、一昨日は深沢神社のお祭でした。
店までお囃子の音が聞こえてきていました。
御神輿は出たのでしょうか。
半纏をピシッとまとった担ぎ手は粋な感じです。
後姿はそれぞれの印のデザインが
シンプルですっきりしていいものです。


『 印半纏 』 という本には
たくさんの半纏が写真で紹介されています。
「まつり」「ひけし」「しごと」 と分けられ
紋の写真を中心に
その時代背景にある資料500点が収録されています。
カラー写真はお祭のようすを思い出させてくれ
「ひけし」の項では、
いろは48組の半纏のひな型や
纏の絵が興味深く、
お祭好きはもちろん、
そうでない方も楽しめる一冊です。

『 印半纏 』
著者 岩田アキラ
発行 青幻舎
2006年初版
定価¥1200
BOOKS144販売価格¥500

2016年10月4日火曜日

宮沢賢治 『祭の晩』














先週末にお祭りがありました。
お天気にも恵まれて
日曜日の朝、元気に出て行った御神輿は
夕方、暗くなってから戻ってきます。
朝とは違ったエネルギーを発散して。
境内に入って
残った力を出し切るかのように、
勢いを増す担ぎ手たち。
御神輿が下されると
御宮入りを見ようと集まっていた人たちが
参道の屋台のほうへ流れます。

屋台の並んだ夜の参道は、
屋台と屋台の間の暗がりや
電球の光に照らされたお店の人たちが
なんだか怖かった子どもの頃を思い出します。

宮沢賢治の作品の中に 『 祭の晩 』 があります。
山の神の秋の祭の晩のお話です。

亮二が空気獣という怪しげな見世物小屋で出会った
煤けた黄金色の目をした
顔の骨ばった赤い大きな男は山男でした。
その後、山男は見世物小屋でお金を使ってしまったのを忘れて
だんごを食べてしまい
村の若い者に罵られます。
それを見ていた亮二は、
残っていた白銅をだまって
山男の大きな足の上に置いてやります。
その銭で救われた山男。

十八日の月が登るころ、
亮二の家の前には
山男の持ってきたお礼の薪の山。
きらきらきらきらする栗の実までありました。

山男の正直さに泣きたいような気持ちになる亮二。
「山男がうれしがって
 泣いてぐるぐるはねまわって、
 それからからだが天に飛んでしまうくらい
 いいものをやりたいなあ。」

山男と亮二の正直さとやさしさに
泣きたいような気持ちになるお話です。

お話とは関係ありませんが、
お祭の中で神楽殿ではお神楽が始まるらしく、
てびらがねだけが静かに鳴っている場面があります。
山男が去ったあと、笛も始まります。
このお神楽はきっと早池峰神楽に違いない、と
想像してしまいます。
始まりのときに舞手が
幕をゆらして出てこない様子や、
いろいろな舞、装束、
最後の権現様の歯打ちの音などを思い描いて
花巻のお祭をうらやましく思っています。

『 祭の晩 』
宮沢賢治 文
荻野弘幸 絵
福武書店 発行
1991年初版
定価¥1340
BOOKS144販売価格¥700

2016年10月2日日曜日

営業時間の変更














早くも10月です。
朝から晴れて
歩いていると
ところどころで金木犀の匂い。
湿度も低く、秋らしい日差し。
朝夕は涼しくなり
日が暮れてくると、そこかしこから虫の声が聞こえてきます。
コオロギ、カネタタキ、鈴虫くらいはわかりますが、
何種類くらいの虫が鳴いているのだか・・・。
虫の声を聞いていると少し寂しい気がします。

日の暮れるのも早くなってきました。
夕方5時を過ぎるころから
外に置いた本のタイトルが読みにくくなってきますので
BOOKS144の営業時間を
今月から冬時間にさせて頂きます。

11時開店で夕方5時閉店です。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

営業時間
11:00~17:00