2017年2月24日金曜日

ヒヨドリ












先日のリュウキンカ、クロッカスに続いて、
福寿草の花も咲きました。
カロライナジャスミンも巻き付いた
屋根に近い辺りにいくつか花をつけています。

どれもみんな黄色い花。
庭が明るくなったようです。

我が家の椿はまだですが、
ご近所に椿の花が咲いているらしく、
ヒヨドリが黄色い花粉だらけの顔をしています。
よく見ると頭の毛のつんつんしている所といい、
頬の茶色といい
なかなかきれいな鳥です。

いつもベランダに
パン屑を横取りしに来てキジバトを怒らせます。
口にしようとしたパンを
横からサッとすばやく奪われ、
「プゥ!」と威嚇している間に
また別のヒヨドリに持っていかれ・・・。

その素早さに感心しながら
おっとりしたキジバト優先で
パン屑を食べさせています。

野鳥の図鑑で調べると
スズメ目ヒヨドリ科。
”庭に実った赤い木の実を
群れでたちまち食べつくしてしまう中型の鳥”
とあります。
いつもセンリョウの実を食べてしまいます。
1970年頃から
市街地で繁殖する個体が増えたそう。
”木の実やつぼみを好んで食べる”
そうそう!梅も椿もつぼみをやられています。










野鳥図鑑というのは
身近な鳥でも新たなことを知ったり、
似たような鳥の見分け方がわかったり、
見ていて飽きません。

商品の詳細ページはこちら
『野鳥』
写真 叶内拓哉
解説 浜口哲一
山と渓谷社
定価¥2400
BOOKS144販売価格¥300
★使用感あり。

2017年2月19日日曜日

ディック・ブルーナの絵本

「ちいさなうさこちゃん」の画像検索結果

ディック・ブルーナさんが亡くなりました。
うさぎのうさこちゃん、
ミッフィーの絵本を
誰もが見たことあるのではないでしょうか。

シンプルな線とはっきりした色の絵本。
使っている色は、
赤、黄色、青、緑、茶、灰色の6色。
太い手描きの黒い線。
小さい子にもわかりやすく、
一回見たら忘れない絵。
そのすっきり無駄のないデザインに惹かれます。

私はうさこちゃんで覚えていましたが、
ミッフィーのほうが知られているのでしょうか。

今、BOOKS144には
絵本 『ちいさなうさこちゃん』、
『ボリスのゆきあそび』、
紙芝居『ミッフィー どうしたの?』があります。

小型の正方形の絵本。
あたたかいお話。
めずらしい紙芝居も楽しめると思います。

「ボリスのゆきあそび」の画像検索結果

『ちいさなうさこちゃん』
ディック・ブルーナ 作
石井桃子 訳
福音館書店 発行
¥756(中古ではありません)

『ボリスのゆきあそび』
ディック・ブルーナ 作
角野栄子 訳
講談社 発行
BOOKS144販売価格¥400

『ミッフィーどうしたの』(紙芝居)
ディック・ブルーナ 作
角野栄子 訳
講談社 発行
BOOKS144販売価格¥500

2017年2月16日木曜日

ヒメリュウキンカ


















晴れて空は青く日差しは暖か。
あちらこちらで梅の花が咲いています。
立春も過ぎ、
バレンタインデーも終わりました。

ベランダのグレープフルーツの植木鉢に
花にらが一輪咲いているのを見つけたり、
クロッカスのつぼみが出ていたり、
春を感じることが多くなってきました。

庭に植えたわけでもないのに
ハート形の葉を広げている植物があります。
葉の間から、
つぼみを付けた茎を伸ばしていましたが、
開く前に何かがぶつかったのか
折れていました。
だめかと思いながらビンに挿しておいたら
だんだん開き、黄色い花が咲きました。
まるで黄色のマニキュアを塗ったかのような光沢。
しかも塗った跡まであるように見える花びら。

調べてみると
ヒメリュウキンカとわかりました。
いったいどこから種がきたのでしょう。
庭の残りのつぼみが開くのも楽しみです。



2017年2月12日日曜日

梅に珍しくシロハラが














今年は梅に花がたくさん付きました。
もう満開になって
下に落ちた花びらや花がちらほら。

花が咲き始めたころから、
メジロのつがいがにぎやかにやって来ます。
毎年のことですが、
枝から枝へ飛び回って、
上を向いたり逆さまになったりしながら
花をのぞき込むように
口ばしを花に差し込み忙しそうにしています。

お天気のいい日は
メダカの池で水浴びをして
日当たりのいい枝で
ブルブルッと体をふるわせては
毛づくろいに余念がありません。










先日、ヒヨドリよりは少し小型の鳥が
梅の木にやってきて
聞きなれない大きな鳴き声をあげました。
見ると
昔、庭に時々来ていたシロハラです!

口ばしで枯れ葉を勢いよく跳ね除け、
土を掘って虫を探していましたっけ。

背は明るい褐色、腹は白っぽいツグミ科の鳥です。
鳴き声は初めて聞きましたが、
かなりはっきりした声でした。
写真を撮る暇もなく飛んでいってしまいました。
また来てくれるといいのですが・・・。

見慣れない鳥が来るとわくわくします。
普段の鳥たちもかわいいですが。


2017年2月10日金曜日

バレンタインデーにミニチョコを














もうすぐバレンタインデーです。
今年はどうしよう・・・と考えている方が
たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

以前はよく焼いていたお菓子も
最近はさっぱり。
ケーキ型もクッキーの抜型も
棚の上へしまったきり。
この頃ではオーブンを使うのも
ローストチキンを焼くときくらい。

バレンタインデーの日にくらい
なにかチョコレートのお菓子か、
ココアのクッキーか、
デザートになるような軽いものを
家族のために焼いてみようか、と考えています。

お友だちへは
ミニチョコを4枚セットにして
日頃の感謝を込めてプレゼントしたいと思います。
1枚が40gと手頃な大きさなので、
4種類あっても
それぞれの風味を楽しめていいのではないでしょうか。

どれもココアバター以外の油脂や
乳化剤を使っていない伝統技法で作られた
なめらかな口どけのビターチョコレート。
お気に入りの1枚を見つけてください。

『 フェアトレード・ミニチョコ 』
・オレンジビター
  オレンジの風味がカカオ分65%のチョコレートの
  濃厚な味わいを引き立てます。
・ミントクリスプ
  ミントキャンディー・クリスプの食感がアクセント。
  ミントの香りの広がるカカオ分67%のビターチョコ。
・ジンジャーレモン
  カカオ分55%のビターチョコに
  生姜と黒コショウを加え、レモンの爽やかさをプラス。
・エスプレッソ
  ペルーのコーヒー豆をパウダーにして
  カカオ分55%のチョコに練り込んだ
  コーヒーの香り高い大人のエスプレッソチョコレート。
★原産国 スイス
★乳化剤不使用。
 材料は有機栽培の物を使っています。
★1枚40g ¥375

2017年2月8日水曜日

ジョン·バーニンガム挿絵の『川べにそよ風』


















『 たのしい川べ 』の原題は
The wind in the willows といいます。

私は岩波書店から出ているこの本を
子どものころに読んで
今でも大切にしていますが、
もう一冊 『 川べにそよ風 』という
訳者が違う、同じ本があります。
挿絵は大好きなジョン・バーニンガム!

読んでみると同じお話なんですが、
石井桃子さんの訳を
何回も覚えるほど読み返して
その世界に入り込んでいるせいか、
なんだか違う感じがしてしまいます。

絵もE・H・シェパードの絵が
頭に入ってしまっているので
やはり不思議な
別のお話の絵のように思えてしまいます。










でもバーニンガムの絵は
のんびりと大らかで、
色付きの挿絵は絵本を見るようで
とてもいいのです。

2冊の本を手元において
訳によって変わる雰囲気を感じながら
読み比べてみたら
おもしろいかもしれませんね。



『 川べにそよ風 』
ケネス・グレアム 作
ジョン・バーニンガム 絵
岡本浜江 訳
講談社 発行
1992年第1刷
1993年第2刷
定価¥1900
BOOKS144販売価格¥700

2017年2月5日日曜日

E·H·シェパード挿絵の『 たのしい川べ 』


















先日、くまのプーさんの挿絵が好きだと書きましたが、
シェパードが挿絵を描いている
もう一冊の本、
『 たのしい川べ 』がここにあります。
ケネス・グレーアム 作、石井桃子 訳のこの本も
今でも私の本棚に並んでいます。

小学生のころに
繰り返し読んだ中の一冊です。

春の大掃除の最中に
上からの呼び声に誘われて
「春の大そうじなんてやめっちまえ!」などと言いながら
家から飛び出してしまったモグラのそれから、
川べで生きるものたちとのできごと、
生活、事件や冒険が書かれています。

ストーリーもわくわくしますが、
田園風景や季節の描写に引き込まれます。

モグラが初めて出会った川
 このつやつやと光りながら、
 まがりくねり、
 もりもりとふとった川という生きもの
の表現を読んだだけでも
モグラの気持ちになって
川を思い描くことができるようになります。

見返しには川ベの地図があり、
シェパードの挿絵が
モグラたちの生活を生き生きと伝え、
ところどころにカラーの挿絵のページも挟まっている
函入りのこの童話は
今でも読み返したい本です。



『 たのしい川べ 』
ケネス・グレーアム 作
石井桃子 訳
岩波書店 発行
1963年第1刷
1982年第17刷
定価¥1600
BOOKS144販売価格¥800