2016年6月30日木曜日

かわいい ヒメイワダレソウの花














6月も今日で終わりです。
BOOKS144へ向かう途中の花も
変わりつつあります。

呑川の半夏生は化粧が落ちてきて
白かったところが薄いグリーンになってきました。
濃厚な香りを漂わせていたクチナシも
一重はもう終わり、
八重も茶色くなった花が混ざるようになりました。

いろいろな種類のアジサイが雨に濡れて、
すこし重そうにうつむき、
垣根にはノウゼンカズラのオレンジの花がゆれ、
朝顔も咲き始めました。

店の前には
タンポポの残りの黄色い花、綿毛、
ポストの足元にヒルガオくらいしか
花はありませんが、
隅のほうに小さなピンクの花が三つ四つ
咲いているのを見つけました。
直径1cmくらい。
中心が黄色のピンクの花が集まっています。













よく見るとかわいい花。
ヒメイワダレソウ のようです。

リッピアともいい、
丈夫で寒さ暑さ、乾燥にも強く、
害虫も付かない。
成長が早く、手間がかからず、
日当たり・水はけがよければ放任でいい。
雑草抑制になり、
グランドカバーに最適、とあります。

店の前の土の部分にぴったり。
これで緑のカーペットができたら
花の時期は楽しめそうですね。

2016年6月28日火曜日

雨の日の親子スズメ














雨の中、
子スズメが雨宿りをしていました。
母スズメは餌を探しては運んできます。

パンを投げてやると
食べさせやすいよう、いくつかにほぐしては
全部くわえなおして
待っている子のところへ飛んで行きます。

親が来ると、
大きな口を開け、
翼をふるわせて賑やかに鳴く子。
うまく食べられずに
落としてしまったパン屑も拾って
かいがいしく口に入れてやる母鳥。

人間をこわい、などと言っている余裕はなく、
すぐ足元までパンを取りに来ます。
自分は食べず
びしょぬれになって
それでも子のために何回も往復。

母親は大変です。












2016年6月26日日曜日

ネジバナ、見つけました。














ネジバナの季節です。
呑川の縁や
草原や公園の片隅で見られますが、
気をつけて歩いていないと
気づかずに通り過ぎてしまいます。

らせん状に小さなピンクの花を付けたネジバナが
何本か並んで立っているのを見つけると
うれしいですね。

子どものころ、
洗濯物を干すあたりの石の間から
毎年、茎を伸ばして咲いていたのを思い出します。

ネジバナはラン科の多年草だそうで、
ひとつひとつの花をアップにして見ると
確かにランの花の形をしています。

上部はピンク、
下の花びらは白のみずみずしい極小のラン。

今年は何とか増やしたいと思います。



2016年6月21日火曜日

カラスのはてな?














今朝、店まで歩いてくる途中、
呑川で6羽の、
まだ小さな子を連れた鴨を見かけました。
母鴨の真似をして草をついばんでいました。
首を伸ばして回りを警戒している母親。
猫もカラスもいるので気が抜けません。

カラスも子育ての季節。
餌をねだる子ガラスは
声も体ももう大きくて、独り立ちも間近でしょう。

カラスはほかの鳥の巣を襲って
卵や雛を食べたりするので
あまり好きにはなれません。

『カラスの はてな?』という絵本は
かしこいカラスについて描かれています。
ハンガーを集めた巣、
食べ物をかくす様子、道具を使う話、
カラスの遊びなどが載っています。
巻末にさらにくわしい説明があり、
身近なカラスについて知ることができます。

食べきれなかった食物を
のど袋につめて隠し、
傷みやすいものから先に取り出して食べるそうです。
どこに隠したか、
ずっと覚えているなんてすごいです。

そういえば
飛んでいくカラスの喉が膨らんでいることがあります。
あれは餌をためていたんですね。

「カラスのはてな」の画像検索結果

『カラスのはてな?』
からさわ こういち 作
たにうち つねお 絵
福音館書店 発行
2005年第1刷
定価¥1000
BOOKS144販売価格¥500

2016年6月19日日曜日

父の日に作りたい 酒の肴


















6月の第3日曜日、
今日は父の日です。

日ごろの感謝を込めて
何かプレゼントを贈ったり
家族でおとうさんの好きなメニューの並んだ
テーブルを囲んだりするのでしょうか。

でもこの日だけ、というのではなく
普段から大事にしてあげたいものですね。

お酒の好きなおとうさんだったら
いつもは作らないような
手の込んだ肴をいくつか並べたら喜ばれると思います。

ここにある酒の肴の本には、
和・洋・中華の料理人15人が紹介する
日本酒・ビール、ワインに合う肴が93種類、
酒席の締めのデザート17品も紹介されています。






レベルが高く難しそうですが、
中には素人でもなんとかなりそうな物も出ています。

「鰯の香草パン粉焼き ドライトマト風味」
これだったらできそう。
3枚におろした鰯に塩コショウ、
ドライトマトのペーストを塗り、
ローズマリー・タイム・オレガノ・パセリ・ニンニクを混ぜた
細かいパン粉をふって
オリーブオイルをかけて高温のオーブンで焼くだけ。

他のレシピも少しがんばったら
テーブルが華やかになりそうです。

「9784388058921」の画像検索結果

『続 料理長がこっそり教える 酒の肴』
発行 柴田書店
2001年初版
定価¥1600
BOOKS144販売価格¥750

2016年6月16日木曜日

恐竜の飼いかた教えます














もう終わってしまいましたが、
上野の科学博物館で恐竜博が開かれていました。
子どものころから好きだった科学博物館。
恐竜。
見に行きたいと思いながら
行きそびれてしまいました。

恐竜の大きさ。
肉食恐竜の恐ろし気な歯。
大きな口。
恐竜の骨格を見て
この大きさの生物が歩いている様子を想像すると
わくわくします。

BOOKS144には恐竜の本が何冊かあります。
その中の一冊 『恐竜の飼いかた教えます』は
大人が楽しめる本です。

64種類の恐竜を初心者向け、ペット用、
警備用、サーカス用、採卵用、食肉用、
動物園用、サファリパーク用などに分けて紹介しています。
それぞれの恐竜の特徴、
飼育の際の注意点などが真面目に書かれています。

例えば初心者向けのポドプテリクスのページには、
”暖かい部屋と、
 ありきたりのキャットフードがあれば事足りる。
 夏には外に出しても構わない。”
とあり、ついつい読みふけってしまいます。










後ろには恐竜の分類も付いていて、
時代、発見地、体長、食性までわかります。

恐竜好きな方にお勧めしたい絵本です。

「恐竜の飼い方教えます」の画像検索結果

『恐竜の飼いかた教えます』
著者 ロバート・マッシュ
訳者 別役 実
発行 平凡社
1986年第1刷発行
1988年第5刷
定価¥1800
BOOKS144販売価格¥900

2016年6月14日火曜日

『本気でおやつ』 のおやつがおいしそう


















梅の実が落ち始め
あわてて収穫しました。
青いのから
熟して黄色くなったもの、
日を浴びて
部分的に赤く色付いた実までいろいろです。
自然の色合いの美しいこと。
そして並べてあると
部屋中が梅のいい香りでいっぱいになります。

梅のレシピが出ていないか、と探していたら、
『本気でおやつ』 という本に
青梅のはちみつ漬けの作り方が出ていました。
とても簡単。
青梅500gに、はちみつ1500ml。
洗って乾かして容器に入れた梅に
はちみつを加えるだけ。
できれば冷蔵庫で保存、と書いてあります。

この本には体にやさしい素材を使った
胃に重すぎず、
元気が出るおやつが紹介されています。
白い砂糖ではなく、
ふんわりした甘さの、がんみつ糖や黒砂糖、
メープルシュガーなどを使うおやつ。

どれもおいしそう!

豆乳クラッカーやひよこ豆入りココアケーキ。
そば粉のシフォンケーキ。
くるみとはちみつのタルト。
甘くないパイ生地やかんたんキッシュ風、
ぶっかけそばまで載っているので
手元に置いておくと
ちょっとおなかの空いたときや
お昼ごはんにもいいかもしれません。

「本気でおやつ」の画像検索結果

『本気でおやつ』
著者 たなかれいこ
発行 文化出版局
2002年第1刷
定価¥1600
BOOKS144販売価格¥900

2016年6月12日日曜日

五角形の赤い花














今朝、草の群れたなかに
小さな赤い五角形を見つけました。
ハゴロモルコウソウの最初の花です。

鮮やかな赤。
深い切れ込みのある葉。

小さくても目を引きます。
夏になって庭のあちらこちらで
ぽちぽちと咲くのを楽しみにしています。

2016年6月5日日曜日

ブルーベリーもりでのプッテのぼうけん














店先で目を楽しませてくれているジューンベリーですが、
実がすっかり熟して黒っぽくなりました。
きっと食べごろ。
実のなる木はいいですね。
とくにベリー類はかわいくて
花からずっと楽しめます。

ベリーはそろそろ収穫の時期でしょうか。

『ブルーベリーもりでのプッテのぼうけん』は
この季節に読みたい絵本です。

プッテはお母さんのお誕生日の贈り物にと、
ブルーベリーとこけももを摘みに森へ出かけます。
しかしひとつも見つかりません。
がっかりして切り株に腰を下ろしたプッテは
小人のおじいさん、
ブルーベリーもりの王さまに出会い、
王さまの国へと誘われます。
そこでの楽しい時間。

森の様子、生きものたちが忠実に描かれた
美しいエルサ・ベスコフの大型絵本です。


四角のイラストもかわいく、
子どもといっしょに楽しめる絵本です。

ブルーベリーもりでのプッテのぼうけん新版

『ブルーベリーもりでのプッテのぼうけん』
エルサ・ベスコフ 作・絵
おのでら ゆりこ 訳
福音館書店 出版
1977年発行
2014年第17版
定価¥1300
★新品のため定価です。

2016年6月2日木曜日

6月の花


















あっという間に6月です。
クロッカスや水仙から始まり
次々と移り咲く花を楽しんだ春。

そろそろアジサイが
きれいな色のグラデーションを見せ、
道の脇には、
長い雄しべが華やかな
ビョウヤナギの黄色い花がゆれ、
日陰にはドクダミが群れて咲いています。
夕方の薄暗くなったころ
その独特な白さが浮き上がって見えます。

ドクダミは庭にもたくさん生えていますから、
惜しげなく切って
ガラス瓶に挿せるところがいいですね。

今週は晴れが多いようですが、
もうすぐ雨の季節。
雨に濡れた花や緑を楽しみましょう。