2014年4月30日水曜日

ツツジの花の蜜















朝から雨です。
木々の緑が雨に濡れて
しっとりとしてきれい。

いまはツツジが鮮やかです。
新緑の緑をバックに
蛍光ピンクの花。
白や薄ピンクもありますね。

子どもの頃、
学校帰りにみんなで
垣根の花を取って蜜を吸いました。
甘かったのは覚えていますが、
味までは思い出せません。

大人になってから知りましたが
レンゲツツジには毒があるそうです。
昔、庭にあって
渋いオレンジ色の花を咲かせていました。
ありがたいことに細い小さな木が1本だけで
花も数えるほどしか咲かなかったので
このツツジの花を取ることはしませんでしたが、
毒のあることを知ったときは、
どっきりしました。

今の子たちは蜜うを吸ったりしないのでしょうか。
オレンジ色のツツジにはご注意ください。

2014年4月29日火曜日

雨田光弘さん絵のCD付き絵本

















晴れた日に、
いつも来る野良猫が
気持ちよさそうに昼寝をしていました。

相変わらずクロも来ますが、
最近はじゃれなくなりました。
手足を投げ出して
桜草の脇でぐっすり寝ていたり
メダカの水槽の水を飲みに来たり。
近付いても逃げませんが
相変わらず触らせてはくれません。
こちらをじっと見つめる
緑色の目がきれいです。

BOOKS144には
猫の絵本や写真集がたくさんありますが、
その中の1冊をご紹介したいと思います。


















チェリストであり画家でもある雨田光弘さんの絵本。
さらさらと描かれた猫たちと、
小川や野原、木。空、風。
CDを聴きながら
絵を楽しんでいただきたい絵本です。

『CD付 名作えほん
 ベートーベン 田園交響曲』
演奏 日本フィルハーモニー交響楽団
指揮 小林研一郎
絵   雨田光弘
発行 ばるん舎
1992年初版
¥2800

2014年4月23日水曜日

ドットがかわいい山羊革ビッグバッグ


















BOOKS144には
山羊革工芸品がいろいろ置いてあります。
お財布やポーチ、ペンケース。
猫やカエルの形のコインケース。
そしてバッグ。

今日は、その中から
ビッグバッグの新顔をご紹介します。

赤地にドット柄。
そして持ち手が黒で、とてもおしゃれ。















今までの動物柄と
雰囲気の異なるバッグです。

荷物がたっぷり入る大きさ。
A4サイズのファイルもOKです。
しかも山羊革なので軽く、
持ち手の長さが53cmなので
ショルダーバッグとして
使いやすいのがうれしいです。

『ビッグバッグ』
素材/山羊革
サイズ/(高さ)35cm(横)35cm(底)25×10cm
★開口部・ファスナー付き ★内ポケット3
原産国/インド     
¥4,540(税込み)

2014年4月20日日曜日

おさんぽ ぽいぽい


















呑川の桜もすっかり散り、
葉桜の新緑がきれいです。

葉も茂り過ぎず適度に陽が透け、
緑も濃くなる前の若い緑で
桜の下を歩いていると
若葉の元気をもらえるような気がします。

ここのところ肌寒く、お天気もいまひとつ。
とても気持ちよく散歩を、
という気分にはなれませんが、
晴れれば気温も湿度も
散歩するには最適。



『おさんぽ ぽいぽい』という絵本をご存知でしょうか。
おとうさん、おかあさんとイッポくんが
森に散歩に行くお話です。
木にあいさつした3人。
「木になりたいなあ。」というイッポくん。
いっしょに木になった3人のところへ
「おさんぽ ぽいぽい」といろいろな物がやってきます。

想像力豊かな子どもたちと
散歩したころのことを思い出した絵本です。

『おさんぽ ぽいぽい』
文 角野栄子
絵 井上洋介
発行 福音館書店
1995年発行
定価 ¥1200
BOOKS144販売価格 ¥1000

2014年4月16日水曜日

板に描いた絵がすてきなドイツの絵本

















BOOKS144まで来る途中に
木の茂った場所があります。
冬には枯れた草や葉が寒そうで
暗くなってからは、
急ぎ足で通り過ぎるばかりですが、
今、紫花菜が一面に咲き、
あまりの見事さに思わず足を踏み入れました。

陽が当たり
そこだけ明るく輝いて見えました。
1本だけで見たら地味な花ですが、
これだけまとまると
なんと鮮やか。















春はあちらこちらで楽しめます。

そんな春にすてきな絵の絵本をご紹介します。



ドイツの絵本です。
板の木目を生かした絵がきれいです。
男の子が描いた天使が
いろいろな翼を
男の子に描いてもらう話のようです。
こんな花や鳥のいっぱいな翼も・・・。














読めなくても
絵を見ているだけで満足できる絵本です。

『Schenk mir Flügel...』

作 Heinz Janisch
絵 Selda Marlin Soganci
¥3000


2014年4月13日日曜日

店先のチューリップ


















いまBOOKS144の店先の一角に
赤と白のチューリップが咲き
春らしく、とても華やかです。
スマホを向けて
写真を撮っていく方も
時折いらっしゃいます。

どんな花が咲くのだろう、と
楽しみにしていた
鉢植えのチューリップのつぼみも開きました。

薄いピンクの八重の花。

アップで写真を撮ると
チューリップとは思えません。
チューリップといっても
いろいろな種類があるものですね。

まだいくつもつぼみがあるので、
しばらく楽しめそうです。















どうぞ皆さま、
しばらくはチューリップを目じるしに
BOOKS144をのぞきにいらしてください。

2014年4月9日水曜日

『フローラのにわ』にありそうな花


庭では、あちらこちらに花が咲いて
いかにも春といった感じです。
椿は終わり、
山吹が次々と黄色い花を咲かせ、
数種の水仙、
日本桜草のピンクの花、
ムスカリと濃い紫のスミレ。
クリスマスローズも背が伸びました。

にぎやかです。

隅のほうでひっそりと
雪ヤナギは白い花を枝の上に乗せ、
プランターの隅には
雑草の小さな花も見られます。















目立たない花たちもよく見ると、
かわいい形で可憐で
『フローラのにわ』に咲いていそうな気がします。

フローラのにわ (世界傑作絵本シリーズ・スウェーデンの絵本)

すてきな庭の描かれた表紙。
見開きは青い花が並んでいます。
小さな女の子のフローラが
たった一人で住んでいる
花や緑がいっぱいの
大きな庭の中にある小さな家に暮らしています。

どのページも
派手な花はひとつもなく、
春のしっとりした緑の庭を感じます。

庭に住んでいる生き物たちや、
最後のページの
みんなで囲むお茶の様子も
楽しんで見ることのできる絵本です。

『フローラのにわ』
クリスティーナ・ディーグマン 作
ひしき あきらこ 訳
福音館書店 出版
2009年発行
定価 ¥1200
BOOKS144販売価格 ¥650

2014年4月8日火曜日

桜の花びらの舞う呑川






















今朝の呑川の桜です。
風がなくても
はらはらと絶え間なく
花びらが落ちてきます。
枝には葉も出始め、
花の落ちたあとのガクの色がきれいです。

桜を楽しめるのも、あと少しと思うと、
この景色が急に大切なものになって、
木を見上げながら、
川を流れていく花びらを見ながら、
ゆっくり歩いています。

BOOKS144の東側に
昨年も置いてありましたが、
今年も桜の枝が飾ってあります。

大島桜でしょうか。
いい香りがあり、
若い葉と花が同時に出るので
ソメイヨシノとは違った美しさです。















呑川の散歩を楽しんだら
日体大の角から駒沢通りを
東のほうへ行ってみてください。
次の角に
傘を2本開いているのがBOOKS144です。
店内には絵本や版画。
雑貨もそろっております。
ぜひお立ち寄りください。

2014年4月1日火曜日

今年も 『伊藤卓美 春の花木版画展』















今日は晴れて風もおさまり、
呑川の桜も見ごろとなりました。

満開の花は、
時おり花びらがちらちらと落ち、
橋の上から見る
左右から桜が枝を伸ばした景色は
なんとも言いようがありません。
何人もの人が花を楽しんで歩いていました。

白っぽい花は
夕暮れどきも、
薄暗がりに映えて美しく見えますね。



さて、今年も
BOOKS144では
『伊藤卓美 春の花 木版画展』 を
開催中です。

すみれ、たんぽぽ、つゆ草、
卯の花、すずらん。
かたくり、桜草、ニオイ桜。
そして桜としだれ桜を展示しています。

お花見の途中にぜひお立ち寄りください。

伊藤卓美 木版画作品
  インチサイズ  ¥12000
  八つ切サイズ ¥19000