2017年6月30日金曜日

雨の似合う紫陽花














6月最終日。
梅雨時らしく雨。
濡れてしっとりとした紫陽花。
垣根や庭の植え込み、公園に
いろいろな紫陽花が咲いていました。

咲き始めの薄い緑色から青までの
グラデーションがきれい。
白い花や青、ピンク、紫、赤みの強いもの、
といろいろあるなかで、
青っぽいガクアジサイが好きです。

最近は品種も増えて、形も様々。
「墨田の花火」は有名ですが
「スターマイン」というのもあります。
調べてみるとたくさんあって
びっくりします。
「白雪姫」や「シンデレラ」、
「ピーターパン」まであるんですね。

それぞれに、
花の付き方や微妙な色のちがい。

華やかなものよりヤマアジサイ系の
さりげない紫陽花に惹かれます。

花を見ていると
その様子を描けたらいいな、と思います。
無精者なので、
思うだけでちっとも実行しないのですが・・・。

花の中でもとくに紫陽花は
たくさんの花が集まってひとつの花になっており、
さらに花びらの中にも色の変化があって、
描くのがむずかしそうです。

水彩色鉛筆で描く花と小物の本
『ガーデンスケッチ 12ヶ月』の6月のページに
紫陽花を見つけました。
水彩色鉛筆、というところが
気軽でいいですね。

月ごとに花や果物の描き方のポイントを
丁寧に教えてくれていますが、
ガーデニングの豆知識や
その月に関係のあるお話などもあり
楽しめる一冊となっています。



『 はじめよう!花と小物の水彩色えんぴつ
  ガーデンスケッチ12ヶ月 』
著者 漆間順子
発行 マール社
2011年第1刷発行
定価¥1500
BOOKS144販売価格¥700

2017年6月29日木曜日

半夏生も白くなりました














6月も終わりに近づき、
半夏生の葉も白なりました。
今年は去年よりも
川いっぱいに茂っているような気がします。

花の下の葉が数枚、
白いポスターカラーを塗ったように白くなるのは
花びらの代わりになり、
虫を呼び寄せ、
受粉を助けるためだそうです。










半夏生を見ていると
南部めくら暦を思い出します。

これが南部めくら暦の中の
半夏生です。
『 五月十五日 半夏生 』と読みます。
以前にも紹介しましたが、
とんちのようで、おもしろいですね。

2017年6月27日火曜日

クチナシ














梅雨時の花が咲いています。

一重のクチナシがそろそろ終わりに近づき
八重のクチナシの時期になりましたね。

昔の家には両方の木がありましたが
裏や垣根にあったので
なんとなく脇役のイメージ。

夏に緑色の大きなイモ虫がついて
葉を食い荒らされました。
調べてみるとオオスカシバの幼虫。
おしりに角のようなものがある
いかにもイモ虫!という奴。
オナガが取っていったりしましたが
イモ虫は苦手です。

道を歩いていて
あ、知っている匂いだ、
なんだっけ・・・と思うことがあります。
匂いというのは、いろいろなことを
思い出させますね。

クチナシの花の少し重く甘い香りは
なつかしいもののひとつ。
風のない夕方、
白い花が浮かび上がって見え、
木のまわりの空気が
花の香りになっていた、
あの昔の庭を思い出します。




2017年6月25日日曜日

ミズカンナでした!















先日書いた、
吞川の植物の名がわかりました。
友人がメールをくれました。
植物に詳しい方に写真を見せて
教えてもらったそうです。

ミズカンナ!

ショウガ目クズウコン科ミズカンナ属。
葉がカンナに似ていて
水のあるところに生えるので
ミズカンナと名がついたようです。
涼し気な名前ですね。

冬には黒っぽい実が付いていたと思います。

吞川緑道にはたくさんの植物がありますが、
ただ見ながら歩いているだけなので、
知らない植物ばかりです。

2017年6月23日金曜日

吞川に生える植物














吞川の緑を見ながら歩いていると
川の中に大きな葉を広げている
たぶん芋科の植物があります。
雨の日は葉の上に、
たまった雨水が丸く
しずくの見本のようになっています。

カルガモが根本を歩いていたり
日陰で休んでいたりするのですが、
水のない時は土に連続した足跡残っていて、
カモの歩いた様子が見えるようで
ほのぼのとします。

いま花が咲いています。
すっと伸びた茎の先に紫色の花。
これはなんという植物でしょう?

この葉も、雨の中が似合うように感じます。
ころころ転がる水玉を見るのが好きですが、
日を浴びた葉の色もきれいでした。


2017年6月20日火曜日

よく飛ぶ 紙飛行機














きのう、今日と洗濯物もよく乾く
晴れでしたが、
明日からは雨や曇りの
梅雨らしいお天気になるようです。

空を見ていると
子どものころに
紙ひこうきを飛ばして遊んだことなど
思い出しました。
新聞に挟まってくる広告の紙で
何種類も折っては飛ばしたものです。

まっすぐにスッと飛ぶ飛行機。
大きくぐるっと回って飛ぶ飛行機。
紙ひこうきには、
少し厚い固めの紙が向いていました。

高校生のころ休み時間に
友だち数人で
校舎の3階の窓から
紙ひこうきを飛ばしたことがあります。
いくつも。
その高さからだと
風にうまく乗ると遠くまで飛んでいき
爽快だったこと!

その後、先生に叱られたとか、
何もおぼえていませんが・・・。

ここにある『よく飛ぶ紙飛行機集』は
前半は割りばしとハガキで作るタイプの物から、
いろいろな形の飛行機の型紙が25種類、
後半はそのまま切り抜いて使う飛行機が21種類。

作り方や修正の仕方も丁寧に解説されています。
昔の少年たちに
ぜひ見ていただきたい本です。

「よく飛ぶ紙飛行機集」の画像検索結果

『「子供の科学」別冊 
  よく飛ぶ紙飛行機集』
★写真には第1集とありますが
 こちらのには入っていません。
発行 誠文堂新光社
昭和47年発行
定価¥550
BOOKS144販売価格¥2000

2017年6月18日日曜日

父の日のプレゼントに


















今日は父の日ですね。

お父さんへのプレゼントに悩む方も
多いのではないでしょうか。

子どもたちが小さいころは、
幼稚園で描いたお父さんの顔だったり
ガラスのコップに
アクリル絵の具で模様を描いた
ペンスタンドだったり。
一生懸命作った手作りの物でした。

少し大きくなると
お小遣いで買った物になり、
社会人になると衣類だったり
趣味のものだったり。
子どもの成長とともに
プレゼントも変わっていきますね。

今年はどうしましょうか。

BOOKS144には
手頃なペンケースがあります。
インドでひとつひとつ手作りされた
山羊革のペンケースです。
メガネケースとしても使えます。

『山羊革ペンケース』
サイズ 横20㎝ 縦6㎝ マチ2.5㎝
生産国 インド
¥1512(税込み価格)
★フェアトレード商品

2017年6月15日木曜日

梅の実を採りました














梅雨の雨の合間に
いつ採るか、で毎年悩む梅の実。
まだ少し早いよね、と言っていても
雨のなか、落ちてひびが入っているのを見ると
きのうのうちに採ればよかった・・・と後悔するし、
用事があって採れないでいるうち
風が吹いたり
また雨が降ったりで
地面に濡れて転がっている実に
申し訳なく思ったり・・・。

今年は伸びた枝の葉が縮れ、
アブラムシがたくさんいる模様。
いつだったか
アブラムシの出す蜜で
実の表面がべたべたになり
そこに埃や汚れが黒く付いて
洗っても取れず
使い物にならなかったことがあります。

そこで今年はもう実を収穫してしまいました。
梅のシロップはたくさんあるので
全部、梅干しにしようか、と。
去年作ったのがおいしかったからといって
今年もうまくできるかはわかりませんが。

いま並べて追熟中。
黄色くなったのから
漬けていきたいと思います。


2017年6月13日火曜日

タイサンボクの花














6月になり、
梅雨入りしてからも、
あまり雨が降りませんでしたが、
今日は雨。
4月の気温だとか・・・。
昨日までの半そでから長袖に。
さらに羽織るものがほしいほどです。

だいぶ前から
お隣のタイサンボクの花が咲いていました。
大きな木の、
上のほうから咲き始めるので、
落ちた花びらしか
お目にかかれませんでしたが、
だんだんと下の枝に移ってきて
ついに見える位置に咲きました。

大きな白い肉厚な花びら。
円錐状のしべ。
濃い緑の葉の中に浮かび上がる様子は神秘的。
香りは、
思っていたよりも甘過ぎず、
軽く、さわやか。

晴れて暑い日より
今日のような雨の日が似合うように感じます。