2017年7月25日火曜日

山椒の実 昆虫の生活














庭の山椒に実が付いています。
緑色の堅そうなしっかりした実。
春にはやわらかな木の芽といっしょに
花も咲いていました。










葉の大きくなった山椒にはあまり用もなくて、
よく見ないと気付かない実を発見したのは
最近のことでした。
佃煮にするほどはないのが残念。

春から初夏にかけて
採ってもすぐに新しい芽を出してくれて
とてもお世話になった山椒の若葉でしたが、
今の硬くなった葉は
アゲハの黒白の若い幼虫が
せっせと食べているようです。

そういえばアゲハ蝶がよく庭を飛んでいました。
いつの間に卵を産み付けていたのでしょう。

アゲハのほかにも
アオスジアゲハやキタテハ、
キチョウなども見かけます。

『 昆虫の生活 』という絵本を見てみると
アゲハの産卵から羽化までの絵が
説明とともに出ていました。

この昆虫絵本は
・日当たりのよい丘や山の頂上
・家の近くの花壇、公園、畑のまわり
・森のなか・ふち、山道
・池のなかとそのまわり
・川原の砂や砂利、草原
の五つの場所に分け、
その風景と昆虫の生活、
どんな虫がいるかを精密なイラストと
わかりやすい解説で紹介している本です。
索引には186種類の昆虫の名前が並んでいて、
昆虫図鑑としても
役立つ絵本だと思います。

「昆虫の生活」の画像検索結果

『 昆虫の生活 』
著者 松岡達秀
発行 幻冬舎
2006年第1刷発行
定価¥1300
BOOKS144販売価格¥650

2017年7月20日木曜日

トロロアオイの花


昨日、梅雨明けしました。
いよいよ暑い夏。

庭ではトロロアオイの
クリーム色の
直径20cm近い花が咲きました。
5弁の大きな花びら。
中心が濃い茶色味を帯びた紫。
風に優雅に揺れていますが、
夕方にはしぼんでしまう一日花。
その日しか楽しめないのが残念です。

トロロアオイの根から採った糊は
和紙を漉くときに使われます。

花が終わったあとには
オクラのような実ができますが、
食べたことはありません。

この季節、
大きなこの花を見ると、
もう夏だ、と感じます。


2017年7月13日木曜日

梅雨はどこへ


















今日も晴れて暑くなりました。
梅雨はどこへ行ってしまったのでしょう。

空には入道雲、
強い日差し、
熱いアスファルト。

庭ではホタルブクロが乾燥気味、
ハゴロモルコウソウが元気です。










茂った緑の中に
2cmほどの五角形の
真っ赤な花。
暑い日なたに似合います。




2017年7月9日日曜日

シルエット














梅雨明けがまだとは思えない
日差しの強さ。
もう真夏のようなお天気です。

木の影が地面にはっきり映ってきれいです。
剪定されて、枝が混んでいないおかげで
くっきりしたシルエットが楽しめます。

こんな木と影の作品を作ってみたい、と
ひさしぶりに思いました。













一昨日の七夕の夜は雲もなく、
ベガ、デネブ、アルタイルの夏の大三角形を
観察することができました。
月も明るくいい夜空でしたね。
この夜は10時頃に
月と土星の接近も見られました。

星を眺めたなんて
いつ以来のことだったでしょう。

2017年7月7日金曜日

星と伝説














7月7日、晴れです。
七夕にこんなに晴れているのは珍しい!
夜も晴れの予報が出ています。
七夕に星がよく見えた、という記憶は
ほとんどありません。

若いころに沖縄で夜空を見上げて
その星の多さに驚いたことがあります。
初めて見た天の川。
空に白く煙って見え、
雲かと思ったものでした。

今夜は星がよく見えるでしょうか。
天の川は無理だとしても
ベガとアルタイルを見つけてみたいです。

織姫と彦星のお話は絵本にもなっていて
誰もが知っていますね。

星座にまつわる話はたくさんあります。
『 星と伝説 』という本には
日本だけでなく、ギリシャや中国、ポリネシアなど
世界各地に伝わる星の伝説が22編も載っています。
イラストや彫刻の写真とともに
紹介されていて
星に興味を持ち始めたときに
楽しく読める本だと思います。

「9784035090403」の画像検索結果

『 星と伝説 』
著者 野尻 抱影
発行 偕成社
1961年第1刷発行
2005年第145刷
定価¥1000
BOOKS144販売価格¥500

2017年7月6日木曜日

ハキリバチの仕業














何枚ものヒメリョウブの葉が
噛み切られているのに気がつきました。
丸くきれいに。

毛虫かイモ虫でもついているのか、と
見てみましたが何もいません。

そうこうしているうちに
シャリシャリという音が聞こえ、
見ると近くの葉に止まって
一心に葉を噛み切っている虫が・・・。
あっという間に切り取ると
丸い葉を顎と足でしっかり持って
飛んでいきました。

どこへ運んでいったのかは
見逃していまいましたが、
調べてみると、
ハキリバチということが分かりました。

ハキリバチというのは
竹やホースなど筒状の構造を利用して
葉で円筒状の巣をつくり
中に花粉団子を入れ産卵するようです。
どこに巣をつくっているのでしょう。

足から顎までを半径として
器用に手際よく切り取る様子はかわいく、
もう一度見たいものだと
来訪を心待ちにしています。


2017年7月4日火曜日

夏です。














7月になりました。
1年の半分がもう過ぎ、
2017年の折り返しに入るなんて
信じたくありません。

今月に入ってからすっかり暑くなり、
夕べは熱帯夜かと思うほどの寝苦しさでした。
今朝、九州に上陸した台風も
今夜にはこちらを通過しそう。

あっという間に夏ですね。

庭の様子も夏。
葉は茂り、雑草はあっという間に生え、
今年は斑入りの朝顔も次々と咲き、
ゴーヤも黄色い花をたくさん付けています。

この夏は猛暑、と言われていますが、
どうなるのでしょうか。