2015年1月30日金曜日

足あと


















今朝は雪が降り、
お昼頃から雨になりましたが、
温度も上がらず寒い一日でした。

朝、玄関先で丸くなっていたノラ猫のクロ。
黒い背中に白い雪がちらほらかかり、
緑の目を細めて
こちらを見上げた顔にも雪片がついていて
かわいいこと!

寒いね、と声をかけました。

小降りになったところで
立ちあがり伸びをして、
メダカの池の水を飲み、
門の下をくぐり
悠然と帰っていきました。
道に下りる前に
両前足をそろえて立ち止まり
左右を確かめてから歩き始めます。

写真を見てください。
ね、足跡が道路際でふたつ並んでいるでしょう。
このあと右のほうへ足跡は続いておりました。

いったいどこへ行って
どんな一日を過ごしているのか・・・。
あとをついて歩いてみたくなります。

2015年1月28日水曜日

アルパカの手袋















昨日の暖かさから一転
今日は真冬の風の冷たさです。

春も近いような気持ちで昨日は見ていた
草の間をきらきら流れる呑川の水も
寒々と見え、
川底の藻などをあさっている鴨たちは
足が冷たくないのかしら、と
考えながら歩いていました。

まだ1月末。
節分もまだですから
寒いのは当たり前。

私は冷え性なので
手が冷たくなり
手袋は冬の必需品です。

黒の手袋を持っていますが、
この冬に入った
編み込みのミトンもいい色合いです。
スマホに対応していて
指先の
カバーを外すことができます。

アルパカ毛糸は軽くて手触りもよくあたたか。
コートに合わせて
何色かあるといいですね。

<アルパカ100%の手袋>
写真左から
・5本指手袋(赤、紺) ¥3450
  スマホ対応(親指、人差し指に穴があります。)
・カバー付き手袋(紺・グレー) ¥5184
  親指にもカバーがあります。
・くるくる手袋(グレー・ベージュ) ¥3780
ロングタイプ。
  くしゅっとさせると手首のところがくるくるします。

2015年1月21日水曜日

たのしいムーミン一家(昭和43年発行)















今日は朝から小雪まじりの雨が降り
大寒のころにふさわしい天気、寒さです。
傘に降りかかるあられのような雪の
さらさらいう音を聞きながら
店まで歩いてきました。

きのう紹介した本も
上の写真の本もそうですが、
私が子どものころに愛読して、
今でも手元にある
トーベ・ヤンソン全集の中の1冊です。

丈夫な函に入った
作りのしっかりした本。
子どものころに
何回も繰り返し読んだ
お気に入りのシリーズ。

函からスッと本の出てくる感触。
大きく重い本。
厚い表紙。

本を読むのに座っていた
学習机のいすの座り心地、
前の窓から見える木、
横にある童話のならんだ本棚。

いろいろなことを
なつかしく思い出しました。

昭和43年に発行されたこの本、
当時の定価は680円でした。

トーベ・ヤンソン全集1
『たのしいムーミン一家』
トーベ・ヤンソン 作・絵
山室 静 訳
昭和43年第1刷発行
昭和45年第5刷
BOOKS144販売価格¥5000
★読むのに問題はありませんが
  経年による傷み、ヤケ、汚れなどがあります。
  ご了承ください。
 

2015年1月20日火曜日

ムーミン谷の冬


















今日は大寒です。
1年で最も寒い時期。
「大寒」と聞いただけでも
寒い!と感じますが、
今朝はあまり冷えなかったのか、
霜柱も池の氷も見えませんでした。

この季節にぴったりなのが
『ムーミン谷の冬』。
冬眠中に目をさましてしまい、
未知の世界に
寒さと孤独と寂しさでいっぱいになるムーミントロール。
冬の住人たちと関わり合いながら
春を迎えるまでのお話です。

モラン、おしゃまさん、
姿の見えないとんがりねずみたち。
ご先祖さま。

ほかのムーミン谷のお話が
たくさんの色を感じさせるのと違って、
この『ムーミン谷の冬』はモノクロの世界。
線で描かれたヤンソンさんの絵が
その世界を表しています。















ムーミンというと
子どもの本、と思われるかもしれませんが、
ぜひ大人の方にも読んでいただきたい一冊です。

トーベ・ヤンソン全集4
『ムーミン谷の冬』
トーベ・ヤンソン 作・絵
山室 静 訳
講談社 発行
昭和43年第1刷発行
昭和45年第3刷
BOOKS144販売価格 ¥5000
★函に入った本です。

2015年1月14日水曜日

カネゴン、バルタン星人

BOOKS144に怪獣たちが出現しました。
といってもかなり前から
居着いているのですが。

手に取って
じっくり見るマニアの方や、
「あ、怪獣だ!」という子どもたち、
または「子どものころ持っていた。懐かしい!」と
思わず足を止める方まで
ガラス越しに通りに向かった怪獣たちに
反応は様々です。

誰もが知っているカネゴンの写真を撮りました。
レジの横の
ごちゃごちゃしたスペースで撮ったのですが、
まるでスタジオでポーズをとって
立っているように見えるのがおかしい、と
見ていた方に笑われました。

カネゴン、バルタン星人は
ウルトラQやウルトラマンを見たことがない人でも
知っている怪獣かもしれませんね。

BOOKS144にはたくさんの怪獣も並んでいます。
(ほんとうは古書店なんですけれど・・・)
怪獣好きな方、
ぜひご来店ください。





2015年1月7日水曜日

七草ナズナ















今朝は七草粥を炊きました。
セリ ナズナ
ゴギョウ ハコベラ ホトケノザ
スズナ スズシロ
子どものころ呪文のように覚えた春の七草。

お粥の白に七草の緑。
香りがすがすがしく、
さっぱりして
いかにも胃にやさしそう。

七草をそろえてみると
ハコベは庭に茂るほど生えていて、
飼っていたインコが
つぼみや実から食べていたのを思い出し、
ゴギョウもホトケノザも雑草としてむしっていました。
ナズナはぺんぺん草。
大きくなったのをシャラシャラ鳴らしたものです。

ナズナと聞くと

はなののののはな
はなのななあに
なずななのはな
なもないのばな

と今でも子どもたちが言うほど
覚えている詩があります。
幼稚園で読んでもらった絵本
『ことばあそびうた』の中のひとつ。

幼稚園帰りにみんなで
競い合って暗唱していたのを覚えています。
意味なんてわかっていなかったでしょうが、
そのリズムの良さと
音のひびきのおもしろさで
いくつも覚えていました。

絵も印象的で
大きな声でいっしょに読むと楽しい絵本です。

『ことばあそびうた』
谷川俊太郎 詩
瀬川康男 絵
福音館書店 発行
1973年初版
2001年第59刷
定価¥900
BOOKS144販売価格¥500

2015年1月6日火曜日

ひつじ柄の山羊革ポーチ















午前中は晴れ間もあり、暖かでした。
本当に天気が崩れるのか、と思っていましたが、
2時過ぎは本格的な雨。
屋根を打つ雨の音がざあざあと聞こえます。
雨粒が窓に降りかかったり、
土がしっとりと濡れたり
葉が洗われてきれいな緑になるのを見ていると
雨の日もいいな、と感じます。

しかし今日は風が強く、
外の本棚は中に入れましたので
店内はごちゃごちゃして
本を探す方にご迷惑をおかけしております。

今年はひつじ年。
BOOKS144にある羊柄のポーチをご紹介します。

山羊革の薄型ポーチは、
使いやすい約15×20cmの横型。
開口部には黒いファスナーが付いていて
内部は黒の布張りです。
バッグの中の整理に便利です。

オレンジとピンクの2種類。
どうぞ見にいらしてください。















税込み価格¥1620

2015年1月4日日曜日

今日から営業開始















明けましておめでとうございます。

今年のお正月はいかがでしたか?

子どものころは、
とても改まった気持ちで迎えた新年。
冷たく、かたい朝の空気、
水仙の花の香り。

前日とは違った
しんとした張り詰めたものを感じた元日でした。

今はそんな緊張感もあまりなく、
久しぶりに家族全員が揃い、
ピリッとはしないけれど
ゆるやかな空気の流れていく
穏やかなお正月でした。

子どもたちが子どもだったころは
もう少し、新しい年を迎える!という
心構えもあって
気合が入っていたように思うのですが・・・。

BOOKS144は
今日から通常営業です。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。