2017年5月27日土曜日

ヤマボウシの花














BOOKS144の裏には
ヤマボウシの大きな木があり、
いま白い花がたくさん咲いています。
と、いっても
葉の上に上を向いて咲いているので、
下を通っても気が付かないかもしれません。

先の尖った真っ白な4弁の花びら。
しかし、これもドクダミと同じく
花びらではなく総苞片だそうです。
中心にある黄緑色の丸いもの。
これが小さな花の集まりです。

不透明絵具のような白、緑の葉、
色調も似ています。

秋には実が熟して
甘く、シャリシャリした食感らしい。
今まで秋にヤマボウシの実を
さがしたことはありませんでした。
今年は注意して見てみようと思います。


2017年5月24日水曜日

ジャムにしてみたいけれど














先日、色づいてきたジューンベリー。
お天気がよかったせいか、
早くも熟してきました。

黒っぽくなるのを待って収穫するそうですが、
種が気になるとのこと。
ジャムにして濾したらいいのでしょうが、
がっかりするくらいの量に
なってしまうでしょうね。
熟した実を見ていると
ジャムにしてみたい、とも思いますが、
このくらいの量なら
目で楽しんで
鳥におすそ分けするほうがいいでしょう。














私はどうせ作るなら
遠慮せずに食べたいので、
ジャムを作るときはたくさん煮ます。

鍋をかき混ぜているときの
果物の香りと色に
幸せな気分になりますが、
いざできあがった!となると
空き瓶を集めるのが大変です。

『 くだもので作るジャム&お菓子 』の本を見ると
色鮮やかな写真がきれい。
いちご、梅、甘夏みかん、ブルーベリー、
フレッシュ・プルーン、プラム、あんず。
それぞれのジャムやコンポート、
お菓子の作り方が載っています。

残念ながら
ジューンベリーはありませんでした。

「9784789548076」の画像検索結果

『 くだもので作るジャム&お菓子 春・夏 』
著者 小川聖子
発行 女子栄養大学出版部
1999年4月初版第1刷
1999年7月第2刷
定価¥1200
BOOKS144販売価格¥500

2017年5月22日月曜日

ジューンベリーの実














ドクダミの群れた中から枝を伸ばしている
ジューンベリーの実が
赤く色づき始めました。

枝を折られて散々でしたが、
その後は何事もなく、
若葉を茂らせ、
花を咲かせ、
いくつもの実をつけています。

実の青いうちは
目もいきませんでしたが、
下の枝の実から赤くなってきました。
緑の中に赤が映えてきれいです。

これから上へ向かって
順々に熟していくのが楽しみです。

2017年5月21日日曜日

ドクダミの群れ














春が過ぎ、
今日は晴れて
夏のような暑さです。

店先では、たんぽぽが終わり、
ドクダミがきれいです。
角に立っているポストの足元に
ハート型の葉を茂らせ、
花をたくさん咲かせています。

花びらに見える白い部分は
じつは総苞片と呼ばれる葉の一種で、
しべに見えるのが
花の集まりだそうです。

なんとなく
日陰に咲くイメージのドクダミでしたが、
日向で群れて咲いているのも
にぎやかで元気で楽し気です。




2017年5月18日木曜日

ふしぎなたけのこ

「ふしぎなたけのこ」の画像検索結果

朝は日差しがありましたが、
午後は雷雨。
天気予報で、
今日は天気が不安定、雷雨がある、
と言っていましたから、
店を開けるときから
そのつもりで表の本は遠慮がちに
並べていました。
午後中、降っていましたが、
夕方にはすっかり青空になりました。

店まで来る途中に
竹林があります。
次々と竹の子が生えているのを
眺めていましたが、
その成長の早いこと!
胴体に皮を残したまま
ずんずん伸びて見上げるほどになり、
細い枝に葉を付けて
若い竹になっています。

絵本『ふしぎなたけのこ』を思い出しますね。

やまの おくの おくの むらの、
むかし むかしの おはなし。

たろが誕生日のごちそうの
たけのこを掘りに行きます。
掘っていて暑くなって上着を
近くのたけのこにかけたとたん、
ぐぐぐっと伸びて・・・。

ぐんぐんぐんぐん伸びていたたけのこが
伸びるのに飽きて
竹になることに決めた場面。
横長の見開きページを縦に使って
雲を突き抜けて伸びたたけのこが描いてあるのが
その頃の絵本にしたら
斬新な構図だったのでは。

「ふしぎなたけのこ」の画像検索結果

次のページは
横位置で見開きいっぱいに
切られたたけのこが
一昼夜かけて倒れていく場面が描かれています。

お話もテンポよく、
絵も楽しめて
子どものころ何回も読んでもらった絵本です。
いま見ても古さを感じさせない
絵本だと思います。

『ふしぎなたけのこ』
松野正子 作
瀬川康男 絵
福音館 発行
1963年発行
2000年こどものとも社版 第6刷
定価¥350
BOOKS144販売価格¥300

2017年5月12日金曜日

緑の庭に














店先のたんぽぽも順々に綿毛を飛ばして
いまは後から生えてきたものが
道路際に残るばかりになりました。
そのかわりにポストの足元に
ドクダミが茂り、
いくつものつぼみが見られます。

我が家の庭でも
色とりどりの花が楽しめる季節は終わりました。
春の花の季節、最後のヒメリョウブが
小さい白い花の並んだ房を揺らし、
色あせ始めた黄エビネと
種ができたクリスマスローズ、
シラユキゲシが数本。

ハナモモも山吹も山椒も
新しい枝を伸ばしやわらかい葉を茂らせ、
緑の庭になりました。

梅には今年もたくさんの実が付き、
風が吹くと少し大きくなった実が落ちています。
無事に収穫できるでしょうか。

去年作った梅干しが
思いのほかおいしくできて、
今年も、と今から楽しみにしています。


2017年5月5日金曜日

安野光雅さんの『 花 』


















呑川の濃くなってきた緑を見ながら歩いていると、
緑を背景にオレンジ色の花がきれい。
伸びた茎の先に4弁の花びら。
たくさん群れていたり、
駐車場や道路の
アスファルトの隙間から一本だけ生えて
がんばって小さな花を咲かせていたり。
ナガミヒナゲシ。
一日で散ってしまうのが残念ですが、
いまの季節らしくて好きな花です。
繁殖力が強いそうで、
年々、増えているようです。

いま川の両側には
ツツジが満開。
鮮やかな赤紫、白、小型の赤などが
日を浴びてまぶしく咲いています。

木陰や夕方など暗いところでは
コデマリの白い花のかたまりが
浮きたってみえます。

そろそろ薔薇も楽しめそうです。

コブシや菜の花、薔薇、スイートピー、アネモネなど
30種類もの花の水彩画が楽しめる本があります。










安野光雅さんの透明感のある水彩画に
そこから連想した文章を
杉本秀太郎さんが添えた一冊。
細密画ではなく
花のみずみずしさを感じる絵。
こんなふうに描いてみたい、と思いながら
眺めています。

「安野光雅 杉本秀太郎 花」の画像検索結果

『花』
安野光雅 絵
杉本秀太郎 文
岩崎美術社 発行
1987年発行
1988年第5刷
定価¥3600
BOOKS144販売価格¥1000