2014年6月29日日曜日

毛皮の天使たち


















庭に来る子猫は
全部で5匹います。
おっぱいを飲んだあと眠り、
目覚めて戯れる子猫たち。

その無邪気な姿を見ていると
とても気持ちが和みます。

熊井明子さんの
『毛皮の天使たち』という本のあとがきに
”無心に眠る姿のいとしさ。
 みとれてはなで、又みとれ、語りかけ・・・。”
とありますが、よくわかります。

残念ながらこの子たちは野良猫なので
抱くことはもちろん、
撫でることもできません。

じゃらしてやるだけ、
あとは眺めているだけです。



『毛皮の天使たち』
著者 熊井明子
発行 千早書房
2010年初版
定価¥1300
BOOKS144販売価格¥500
★著者サイン入り

2014年6月25日水曜日

かわいい子猫たち















庭に来る子猫たちは、
いま、好奇心いっぱいで、遊びたい盛り。
何にでも興味を持ったり
庭中を走り回ったり
取っ組み合ったり
木の枝に跳びついたり
元気いっぱい。

でも、いちばん小さい子は
少しずつ遅れをとります。
みんなが親のあとについて
塀の上に上っても
ひとりだけ上れなくて
下で見上げていたこともありました。
取っ組み合いに入らなかったし、
おっぱいもみんなに押しのけられて
隅っこに追いやられたりで
育つか、と心配しましたが、
ここのところ小さいながらも
元気に他の子とじゃれるようになり、
ほっとしています。

子猫たちの動きは
いくら見ていても飽きません。

みんなの中にあまり入らない1匹が
”ぴっち”に見えて仕方ありません。




2014年6月22日日曜日

ちいさな ねこ















ここのところ、
毎日、時間が足りなくて困っています。
なぜかというと
庭に子猫が出没するようになったせいで・・・。

小さいながらもいっぱしに威嚇したりしますが
かわいいのなんの!
よちよちと歩き、
メダカの水槽の水を飲み、
母猫のおっぱいに吸い付いている様子。

今回は茶色の
じゃらすと限りなく遊ぶ子の写真を。

なんと全部で5匹います。

少し大きくなって
それぞれ個性の出てきた
子猫たちの成長から
目が離せません。

 この子を見ると
『ちいさな ねこ』という絵本を思い出しませんか?


私の子どものころからある絵本です。
” ちいさな ねこ、
 おおきな へやに
 ちいさな ねこ。”
と始まります。
おかあさんの見ていない間に
ひとりで出かけた子猫。
どうなるの?だいじょうぶなの?
というおはなしです。

この絵本の初版は1963年。
木造の家や半ズボンの子どもたち。
走っている自動車も古い形で、
昔の町並みを懐かしく思い出します。

『ちいさな ねこ』
石井桃子 さく
横内 襄  え
福音館書店発行
こどものとも傑作集
1967年 第1刷
1996年 第68刷
定価¥700
BOOKS144販売価格¥400











2014年6月17日火曜日

蚊対策に 『菊花せんこう』















梅雨の晴れ間は蒸し暑く、
蚊が出てきます。
BOOKS144は入り口の戸を開けているので
何匹も入ってきて、
蚊に好かれるタチの私は
気付くとあちこち刺されてしまいます。

そこで、店に着くと
何はさておき
まず蚊対策として、
『菊花せんこう』に火を付けます。

殺虫成分を含む蚊取り線香ではなく
”アロマで防虫”という蚊除け線香。
無農薬の除虫草を主原料に
合成着色料、染色剤を使用せず
作ったものだそうです。

あかちゃんやお年寄り、
ペットにも安心です。

蚊でお困りの方、
BOOKS144では本だけでなく
『菊花せんこう』も置いています。
店先で実物をご確認ください。

『菊花せんこう』
 容量 30巻(10巻×3包)
 燃焼時間 約6時間(1巻あたり)
 原産国 日本
 ¥915

2014年6月15日日曜日

父の日に

今日は父の日ですね。

おとうさんへのプレゼントも
子どもが小さいころは、
手作りのものでした。

幼稚園で描いたおとうさんの顔の絵。
工作で作った写真立て。

私が子どもだったころ、
どうしていたのか・・・。
さっぱり浮かんできませんが、
ひとつ思い出したことがあります。

小学生のころに何人かで、
父の日のプレゼントにハンカチを買いに行こう、
という話になりました。
それぞれおこづかいを持って集合し、
近所の洋品店へ出かけました。

サラリーマンのおとうさんには、
これからの季節、
ハンカチは必需品ですが、
うちの父は会社勤めではないから
必要ないかもしれない・・・と思いながら、
お店のおばさんがリボンをかけてくれるのを
見ていたような気がします。

今夜は主人に
父親としてお疲れさま、と
何か好きそうなメニューにしてあげましょうか。

『尊敬する鰯・鯵・鯖のために』は
魚屋さんがお休みなので役に立ちません。
今回は、
『うちのおかず』
『惣菜は創造』の2冊を
ながめつつ悩んでいます。














『うちのおかず』
『惣菜は創造』

発行 マガジンハウス
1988年発行
¥1800
BOOKS144販売価格¥800(各1冊)

2014年6月11日水曜日

尊敬する鰯・鯵・鯖のために

きのう、魚屋さんへ行きました。

「煮付けにするとおいしいよ!
 脂がのっている今しかできないよ。」と言われて、
旬の鯵を買ってきました。

内臓を取り除き、
ゼイゴを削ぎ取った鯵を
スライスした生姜を入れた煮汁で
落し蓋をして煮ます。

煮ているときに
BOOKS144にある本を思い出しました。
『尊敬する鰯・鯵・鯖のために』。

あの本の中には
きっと、おいしい煮付けの作り方が
出ているに違いない。
よく調べてから
魚屋さんに行けばよかった・・・。

今朝、店に来て、
本を開いてみました。
たくさんのおいしそうなレシピ。

その中に煮付けはありませんでしたが、
もっとおいしそうな”煮焼き”を見つけました。















”いい魚がたくさん手に入ったときには、
 とにかく煮付けにしておいて、
 翌日、冷めたものを焼いて食べます。”
と、あります。

漁師料理の一種だそうですが、
焼くときは、
直火でしっかりと焼きつけろ、と。
香ばしくておいしそうですね。
昨夜の残りでためしてみたいと思います。

この本には、
和・洋・中華にエスニック風のものまで
ありとあらゆる青魚の料理が出ています。

おいしそうな写真と作り方。
でも小さじ何杯、みたいな表記はありません。
私みたいないい加減で、
適当に作る人間向きかもしれませんね。


『尊敬する鰯・鯵・鯖のために』
発行 マガジンハウス
1988年発行
¥1545
BOOKS144販売価格 ¥1200

2014年6月10日火曜日

しごとをとりかえたおやじさん、だんなさん




BOOKS144にある絵本の中に
『しごとをとりかえたおやじさん』と
『しごとをとりかえただんなさん』があります。

どちらも
おかみさんは家の中にいて
楽な仕事だ、と言いがかりを付け
お互いの仕事を交換すると・・・という話ですが、
絵を見比べるとおもしろいです。

いかにも田舎のおこりっぽいおやじさんと
ちょっと要領の悪いだんなさん。

『だんなさん』のほうは、
おかみさんの様子も描かれていて、
失敗ばかりのだんなさんと比べて
外の仕事もせっせとこなす働きぶりが
楽しめます。

絵が変わると
まるで違う雰囲気の絵本になります。

同じタイトルで
絵を別の人が描いている
という絵本がいくつかあります。

それぞれの違いを見るのも
おもしろいかと思います。

『しごとをとりかえたおやじさん』
山越一夫 再話
山崎英介 画
福音館書店 発行
1994年 特製版
¥750
BOOKS144販売価格 ¥400

『しごとをとりかえただんなさん』
ウィリアム・ウィースナー 絵
あきの しょういちろう 訳
童話館出版 発行
2008年改訂第2刷
¥1400
BOOKS144販売価格 ¥500

2014年6月5日木曜日

雨の季節















昨日までの暑さが嘘のよう。
今日は雨。
関東も梅雨入りしたそうです。
この先しばらくお天気はぐずつきそう・・・。

鬱陶しい日が続きます。

でも植物たちは、
雨に濡れて生き生きしています。
BOOKS144の芝生も元気です。















ジューンベリーも雨に洗われて
緑と赤のコントラストがきれいです。


















雨の日は外に本を出せないので、
店内が雑然としていますが、
足を踏み入れてみてください。

木版画もドクダミ、ホタルブクロなど
季節の花を追加しました。
ぜひ、のぞきにいらしてください。

2014年6月3日火曜日

ミニカーあります。1台100円!















BOOKS144の店先に
1台100円のミニカーが置いてあります。

「ひとつだけね。」という声。
次にガシャガシャとミニカーを選ぶ音がして
見つけた1台を持った子が
レジのところへやってきます。

始めのころは
緊張して何も言わずに、
握りしめた100円玉とミニカーを
差し出していた子も、
何回か来るうちに
にこにこと店に入ってきて、
帰りには振り返って
バイバイまでしてくれるようになりました。

そのなかの時々来る男の子。
細くて、その後姿に
息子の小さいころを思い出させられます。

あのくらいの頃の息子はかわいかった。
小さい手も足も、
首の後ろのくぼみまで・・・。

いまはもうすっかり大人になってしまったけれど。

その子の帰ったあとは、
しばし昔の思い出に浸ってしまいます。

2014年6月1日日曜日

ジューンベリー


















先日、なくなった薔薇のあった場所に
いまは、赤い実のかわいい
細い木が立っています。
緑の葉と赤い実が引き立てあっています。

ジューンベリー。

6月ころに実が熟すことからきた名前だそうです。
和名はアメリカザイフリボク。
ザイフリボクって
どんな字をかくのか?と調べてみたら
采振木と書くことが分かりました。

花が采配と似ている、ということから
こういう名がついたとか。

ジューンベリーといったほうが
ぴったりきます。

春には白い花を楽しめ、
芽吹く葉は銀色を帯びて美しく、
実もおいしく、
紅葉もすばらしい、
木の形もきれい、
という非の打ち所のない木。

鉢でベランダに置いても
庭木としてもよさそうです。













今ここに、
『おいしいベリーを育てる本』があります。
中にはジューンベリーも載っています。

育て方を読んで
大切にしてやりたいと思います。

『おいしいベリーを育てる本』
編 平野 威
発行 株式会社えい出版社
2008年第1刷
¥1200
BOOKS144販売価格¥500