2016年7月26日火曜日

絵本 『たべられる しょくぶつ 』


















朝顔の濃い青、
ハゴロモルコウソウの小さな赤い花、
ゴーヤの茂った葉と黄色い花、緑の実。
毎年の夏の庭です。

ゴーヤのトゲトゲが丸みを帯びて、
緑が薄らいで
部分的に黄色っぽくなったら食べごろです。
縦に切ると真っ赤なゼリーに包まれた種が出てきて
初めてのときはびっくりしました。
赤い部分はうっすら甘く、
ワタが黄色くなったゴーヤは
あまり苦くありません。

我が家では、いろいろに料理して
夏の間中、食卓に上ります。

発芽から蔓のからまる様子や花を楽しみ、
そして実が収穫できる、というのはうれしいものです。

ここに 『 たべられるしょくぶつ 』 という絵本があります。

初めに、種と野菜がならんでいます。
次のページから見開きごとに一種類、
種から成長し野菜ができるまでが
克明に描かれています。
それぞれの野菜の説明、
断面図も載っているので
とてもわかりやすいと思います。

取り上げた野菜は
きゃべつ、ねぎ、なす、きゅうり、すいか、
えんどう、らっかせい、
にんじん、じゃがいも、さつまいも。
どれも身近な
いつも食べているものばかり。

お子さんといっしょにぜひこの絵本を。
野菜にくわしくなると、
野菜を見る目が変わるのではないでしょうか。



『 たべられる しょくぶつ 』
森谷憲 ぶん
寺島龍一 え
福音館書店 発行
1969年 かがくのとも 発行
1972年 かがくのとも傑作集 発行
2004年 第55刷
定価¥838+税
BOOKS144販売価格¥400

0 件のコメント:

コメントを投稿