2012年12月7日金曜日

ジョゼフのにわ



昔の話ですが、
庭好きな私は本屋さんの棚に
「ジョゼフのにわ」というタイトルを見つけました。

手に取ってみると
想像していたのとは違う、
渦巻く線と、うつむいためがねをかけた少年が描かれた表紙。
明るい、木に囲まれ花の咲く庭とは遠い雰囲気の絵本。

中を開くと
ふしぎな線のあふれた息苦しくなるような絵。
強い光と色彩。
一度見たら忘れられなくなるような美しさ。


主人公の少年の心が表現された絵に
何だか緊張感と不安が残ったのを覚えています。



「ジョゼフのにわ」

チャールズ・キーピング 作
いのくまようこ 訳
らくだ出版
¥1700

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