この絵本「クリスマスのまえのばん」は、
1822年にクレメント・C・ムーアが
子どもたちを喜ばせようと書いた
「セントニコラスの訪れ」という物語詩です。
1902年、ウィリアム・W・デンスロウが
自分の子ども時代の興奮を思い出しながら絵本に仕立てました。
この本は函入りです。
函から取り出すと布張りの表紙。
右ページの青がベースになった挿絵は
古いアメリカのポスターかポストカードを連想させます。
そして左ページや扉や見返しのカットがすてきで、
見ていて飽きません。
『クリスマスのまえのばん』
クレメント・C・ムーア 文
ウィリアム・W・デンスロウ 絵
渡辺茂男 訳
福音館書店 発行
1999年第4刷
¥1.000
BOOKS144には
ターシャ・テューダーの「クリスマスのまえのばん」も置いてあります。
同じお話なのにまったく違った絵本になっています。
こちらは場面を
ターシャ自身の育ったアメリカ、バーモント州の
家庭のクリスマスに置いています。
『クリスマスのまえのばん』
クレメント・C・ムーア 詩
ターシャ・テューダー 絵
中村妙子 訳
偕成社 発行
2001年10月改訂版第3刷
¥800
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