もう天気予報の週間予報の右端に
1月1日が入るようになりました。
ついに1年も残り少し、というのを実感します。
子どもたちの楽しみは、もうお正月ではないでしょうか?
今日は「おしょうがつさん」という絵本を紹介します。
谷川俊太郎さんのリズムのよい短い文。
大橋歩さんのシンプルな切絵の挿絵。
表紙は犬棒かるた。
とびらはお雑煮。
かどまつ、おそなえ、おせち・・・。
お正月になくてはならない物がならんでいきます。
はねつき、こま、たこ。
最近、お正月に歩いていても、
あの羽子板で羽根をつく音が聞こえてくることは、まず、ありません。
父と行った凧揚げ。
青空に吸い込まれるように豆粒ほどの大きさに光る凧。
空が大きく感じられた冬空。
子どものころのお正月のイメージは、
いつもと違って改まった
冷たく澄んで、
水仙のかおりのする空気。
『おしょうがつさん』
谷川俊太郎 文
大橋 歩 絵
福音館書店 発行
1992年 第3刷
¥3.000
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