うたう しじみ
朝はよく晴れていましたが、
お昼過ぎには
大粒の雨が叩きつけるように降り、
その後はまた
青空に雲が浮かんで流れて行きます。
安心しているとまた雨が・・・。
いつ降るかわからないので
店の前に本を並べてしまうわけにはいきません。
昨日は土用の丑の日でしたね。
スーパーではどこも一歩入ると
鰻の匂いがしていました。
鰻と並んで、
土用シジミ、土用餅などが売られていました。
パックされたしじみを見ていると
絵本 『 うたう しじみ 』 の
しじみたちの絵を思い浮かべてしまいます。
夕食に食べようと
しじみを買ってきた魔法使い。
安心しきって眠っているしじみたちを見ているうちに
煮立った出汁の中へ入れることが
できなくなってしまいます。
海へ帰りたい、と泣くしじみたちに同情した
魔法使いと猫のトラジはどうしたでしょうか。
線画のやさしい絵で描かれた
あたたかい気持ちになれる絵本です。
『 うたうしじみ 』
作者 児島なおみ
発行 リブロポート
1984年第1刷発行
1988年第6刷
定価¥1200
BOOKS144販売価格¥500
0 件のコメント:
コメントを投稿