今、呑川のなかは
半夏生でいっぱいです。
半化粧、カタシログサともいうそうです。
その名のとおり、
草の葉が半分白くなって
化粧しているように見えます。
夏至から数えて11日目頃の日を
「半夏生」と呼びますが、
その頃に花が咲くので
その名がついたとも言われているそうです。
頭上に、桜のつくる木陰。
その下に生い茂る半夏生。
緑の中に日々、白くなっていく葉。
粉をまぶしたような白と、緑のコントラスト。
花が終わると、葉は白がだんだん薄れ、
また緑に戻っていきます。
鬱陶しい、梅雨のころ
すっきりと清楚な白に
そこだけ涼しそうに感じます。
雨の日のしっとり濡れた緑も、
日差しに、白い葉が光って見えるときも
どちらも目を楽しませてくれています。
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