きのうは海の日だったんですね。
海の日は20日、そして夏休み!という印象が強くて・・・。
子どもたちの楽しみにしている夏休み。
海といって思い出すのは、
子どもだったころに、家族が連れて行ってくれた海水浴。
小学校の臨海学校の海。
若いころに友人たちと
車に分乗して、夜通しはしって着いた明け方の海。
子どもたちを連れていった千葉の海の波。
日本とは思えなかった沖縄の海の青さ。
竜飛の海の青の深さ。
海岸の砂の熱さ。
波打ち際の濡れた砂。
浅い水の中に立った足の裏に感じる、
波の引くときの砂の感触。
ある深さまで行くと、急に冷たくなる水。
波に合わせて浮く体。
冷えた体に気持ちいい
腹ばいになった砂浜のあたたかさ。
なまぬるくなった水筒の麦茶。
限りなくいろいろなことが思い出されて、
とても書き切れません。
海は、楽しい夏の思い出ばかり。
もう子どもたちも大きくなってしまい、
海へ行く機会もありません。
またいつか
打ち上げられたホンダワラのにおいや、
磯のフジツボ、小魚、ヒトデなどに
会いに行ってみたいと思います。
BOOKS144に『海』という絵本があります。
加古里子さんの絵本図鑑です。
潮の引いた干潟から始まり、
海を調べて、
地球をぐるりと回ってしまいます。
この海にすむ動植物から
海の持っているすべてを総合的に整理し、
こまかく描きこんだ絵本です。
小学校初級からおとなまで、となっているように
隅々まで絵を見て、解説を読み、
十分におとなまで楽しめる本だと思います。
『海』
加古里子 ぶん・え
福音館書店
1969年初版発行
2004年第49刷
¥900
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