2013年7月16日火曜日

きのうは海の日だったんですね。
海の日は20日、そして夏休み!という印象が強くて・・・。
子どもたちの楽しみにしている夏休み。

海といって思い出すのは、
子どもだったころに、家族が連れて行ってくれた海水浴。
小学校の臨海学校の海。
若いころに友人たちと
車に分乗して、夜通しはしって着いた明け方の海。
子どもたちを連れていった千葉の海の波。
日本とは思えなかった沖縄の海の青さ。
竜飛の海の青の深さ。

海岸の砂の熱さ。
波打ち際の濡れた砂。
浅い水の中に立った足の裏に感じる、
波の引くときの砂の感触。
ある深さまで行くと、急に冷たくなる水。
波に合わせて浮く体。

冷えた体に気持ちいい
腹ばいになった砂浜のあたたかさ。
なまぬるくなった水筒の麦茶。

限りなくいろいろなことが思い出されて、
とても書き切れません。

海は、楽しい夏の思い出ばかり。

もう子どもたちも大きくなってしまい、
海へ行く機会もありません。
またいつか
打ち上げられたホンダワラのにおいや、
磯のフジツボ、小魚、ヒトデなどに
会いに行ってみたいと思います。
海
BOOKS144に『海』という絵本があります。
加古里子さんの絵本図鑑です。

潮の引いた干潟から始まり、
海を調べて、
地球をぐるりと回ってしまいます。
この海にすむ動植物から
海の持っているすべてを総合的に整理し、
こまかく描きこんだ絵本です。

小学校初級からおとなまで、となっているように
隅々まで絵を見て、解説を読み、
十分におとなまで楽しめる本だと思います。

『海』
加古里子 ぶん・え
福音館書店
1969年初版発行
2004年第49刷
¥900

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