2013年2月3日日曜日

鳥のなき声ずかん

今日は節分です。
豆の準備はだいじょうぶですか?
かつて我が家の豆まきは、
最後には子どもたちとの豆合戦になったものです。

明日は立春。
昨日は記録的に暖かな日でしたが、
今日もまだ春のような日差しです。

今朝、庭では鳥たちがにぎやかでした。
シジュウカラとメジロが、鳴き交わしながら
梅の枝から枝へと飛び回っていました。
黒い頭に白い頬、喉からお腹に黒いネクタイ姿と
喉元の黄色っぽい鮮やかなウグイス色に
白いアイライン。
メジロはスズメに混ざってパンをついばみに来たりして
ほんとうにかわいいです。
ベランダの手すりにとまったヒヨドリは甲高く叫び、
他の鳥を追うので、
我が家では評判が悪いのですが、
頬が茶色く、頭はバサバサして、
姿形はなかなかです。

今日は『鳥のなき声ずかん』という本を。


















公園、草原、林の中、川や沼、海辺の鳥たち、
60種の鳴き声を紹介しています。
鳴き声が聞こえたままに字で書かれているのですが、
鳥の鳴き声の特徴を字体で、
字の色は鳥の体の色で表現しているのです。

鳴き声の次のページには
鳴いている鳥たちのリアルなイラストがあり、
この絵本は確かに「ずかん」なのだ、と思います。
終わりのほうには、
鳴き声を楽譜にしてあり、
親子で読んで、楽しめます。
読んだ後は、
鳥の声が聞き分けられるようになるかもしれません。

『鳥のなき声ずかん』
薮内正幸 ぶん/え
篠原榮太 もじ
佐藤聰明 おと
福音館書店 発行
1992年 初版
2011年 第6刷
¥1000

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