豆の準備はだいじょうぶですか?
かつて我が家の豆まきは、
最後には子どもたちとの豆合戦になったものです。
明日は立春。
昨日は記録的に暖かな日でしたが、
今日もまだ春のような日差しです。
今朝、庭では鳥たちがにぎやかでした。
シジュウカラとメジロが、鳴き交わしながら
梅の枝から枝へと飛び回っていました。
黒い頭に白い頬、喉からお腹に黒いネクタイ姿と
喉元の黄色っぽい鮮やかなウグイス色に
白いアイライン。
メジロはスズメに混ざってパンをついばみに来たりして
ほんとうにかわいいです。
ベランダの手すりにとまったヒヨドリは甲高く叫び、
他の鳥を追うので、
我が家では評判が悪いのですが、
頬が茶色く、頭はバサバサして、
姿形はなかなかです。
今日は『鳥のなき声ずかん』という本を。
公園、草原、林の中、川や沼、海辺の鳥たち、
60種の鳴き声を紹介しています。
鳴き声が聞こえたままに字で書かれているのですが、
鳥の鳴き声の特徴を字体で、
字の色は鳥の体の色で表現しているのです。
鳴き声の次のページには
鳴いている鳥たちのリアルなイラストがあり、
この絵本は確かに「ずかん」なのだ、と思います。
終わりのほうには、
鳴き声を楽譜にしてあり、
親子で読んで、楽しめます。
読んだ後は、
鳥の声が聞き分けられるようになるかもしれません。
『鳥のなき声ずかん』
薮内正幸 ぶん/え
篠原榮太 もじ
佐藤聰明 おと
福音館書店 発行
1992年 初版
2011年 第6刷
¥1000
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