キッチンの窓から
今日はさわやかな秋らしいお天気。
昨日までの異常な暑さもなくなり、
気持ちのいい朝。
外へ出ると、空気が金木犀の香り。
窓の外に見える金木犀の木は
木の北側から咲き始め、
今は南側半分がオレンジ色に鮮やかです。
毎朝開ける窓。
日本版画会に出品した『窓』 も
この窓からイメージが浮かびました。
家の窓はありふれたものです。
あこがれは、木製の両開きの窓。
今、BOOKS144にあるこの本のような。
『キッチンの窓から』というこの本は
北ヨーロッパの季節ごとの生活が
キッチンから描かれています。
冬の日曜のティータイム、春のイースター、
夏のピクニック、収穫の秋。
窓からみえる景色。
窓辺に置いてあるものや、
棚の食器、テーブルの上、
キッチンの様子など、
角から角まで楽しめます。
その季節ごとのキッチンの風景が
細部まで美しく、
季節を楽しむライフ・スタイルに憧れます。
レシピもおいしそう。
四季のディナーメニューも載っています。
秋のメニューを写してみますね。
セロリのスープ
きじのロースト
紫キャベツとリンゴの蒸しやき
皮つきのジャガイモ
ナナカマドのゼリー
リンゴとマルメロのタルト
プラムのシャーベット
チーズ各種
上等のブルゴーニュ産ワイン
『キッチンの窓から』
スーザン・ヒル 文
アンジェラ・バレット 絵
ウィルヘルム菊江 訳
西村書店
1992年第1刷発行
1994年第2刷
¥900
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