2013年10月22日火曜日

あこがれのツリーハウス

















もう何年も前のことになりますが、
オハイオ州のある田舎へ行ったことがあります。

同じB&Bに17泊し、
週末以外は
大学と宿の往復でほとんどが過ぎてしまいましたが、
ファーマーズ・マーケットで買い物をしたり、
郵便局へ手紙を出しに行ったり、
そこで生活できたのは、しあわせなことでした。

9月半ばから18日間足らずで、
まだ半そでのTシャツを着ている初秋から
木々が一気に紅葉し散り始め、
朝は濃い霧に覆われ、
宿の床の、
格子のはまった四角い穴からは
ヒーターの温風が出て、
人々がセーターを着るようになるまでの
短い秋を体験しました。

















B&Bも素敵でしたが、
大きな木の並ぶ道を歩き、
鹿やアライグマに出会い、
アメリカ映画で見たような家々を実際に見て、
日常を忘れました。
ある日、すばらしいバックヤードのある家を見つけました。
広い芝生、バーべキューを楽しみ、
子どもたちが走り回れる庭。
なかでもいちばん目を引かれたのは
ツリーハウス。

こんな中で子ども時代を過ごしたかった。
子どもたちを育てたかった。
私のあこがれの「やかまし村」の
男の子たちが作った小屋を連想しました。

















いまここに
『ツリーハウスをつくる愉しみ』という本が置いてあります。
全部で21スタイルのハウスを紹介しています。
どれも素敵だけれど、
木を生かした、さりげないツリーハウスがいいな。

CHAPTER6は
「ツリーハウスのつくりかた」。
手頃な木があって
作ってみたい方はぜひ挑戦なさってください。

ツリーハウスをつくる愉しみ
『ツリーハウスをつくる愉しみ』
小林 崇 
メディアファクトリー 発行
2012年初版第1版
¥900

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