2013年10月30日水曜日

ハロウィンにカボチャ型の仕掛け絵本を

















明日はハロウィンです。

オレンジ色のカボチャや
魔女、黒猫、コウモリなどで
にぎやかに飾られたお店もありますね。
歩いていると、
玄関脇にカボチャや魔女の置物が置いてあったり、
ドアにハロウィンのリースが
掛かっていたりするのを見かけます。

以前にも書いた、
オハイオへ行ったのは9月でした。
さすがアメリカ、
素敵にディスプレイされたお家の多かったこと。













お庭にもこんなふうに。

















このお宅は魔女でも住んでいそうな雰囲気。













どこを歩いても
写真に撮りたい景色ばかりでした。


BOOKS144に
ハロウィンにぴったりの
なんとカボチャ型!の大型仕掛け絵本
『 WITCH  ZELDA'S  BIRTHDAY CAKE 』があります。

Witch Zelda's Birthday Cake: A Wild and Wicked Pop-Up, Pull-the-Tab Book

ほぼ32cm×24cmの大きさ。
ポップアップと、たくさんの仕掛けがあり、
とても楽しめると思います。





これはラストの招待客みんなで
テーブルを囲む場面。
ケーキは飛び出し、
矢印を引くと、人物の顔が変わります。

ハロウィンのプレゼントに、
ディスプレイにどうぞ。

『 WITCH  ZELDA'S BIRTHDAY CAKE 』
Eva Tatcheva 著
TANGO BOOKS 
1999年発行
¥1,800

2013年10月29日火曜日

冬季限定、チョコレート入荷!


















お待たせしました。
気温の下がるまで入れるのを待っていた
チョコレートが入荷致しました。

まろやかなミルク。
甘さ控えめ、カカオ分55%のビター。
カカオ分71%。カカオ本来の香りと苦み、コクのエクストラ。
ビターチョコレートの中にクランチ・アーモンドがちりばめられたアーモンド。
ミルクチョコレートにナッツがゴロゴロ入ったヘーゼルナッツ。

どれもおいしいです。
昨冬はありませんでしたが、
雑貨を仕入れに行ったふたりで試食をし、
「おいしい!」と
思わず店に置くことを決めてしまったチョコレート。

原材料は
フェアトレードにより調達された有機栽培のもの。
乳化剤を使わず、
長時間練り合わせたチョコレートは
とても口溶けがいいのです。














ビター、エクストラはお菓子作りにも最適です。
ぜひブラウニーやガトーショコラなどのケーキ、
またはトリュフなどの手作りチョコにお役立てください。

<チョコレート> 
 ・ ミルク
 ・ ビター
 ・ エクストラ
 ・ アーモンド
 ・ ヘーゼルナッツ
           各1枚 100g /¥500


フェアトレードにより調達された有機栽培のものを使用
フェアトレードにより調達された有機栽培のものを

2013年10月26日土曜日

ノラ猫のクロ

















台風の雨が上がって
お昼頃から 晴れるかと思っていましたが、すっきりしませんでしたね。
まだ、朝顔もハイビスカスも残っていますが、
ホトトギスが咲き、
秋らしくなってまいりました。

落ちる葉も増えてきました。
ほうきで落ち葉を集めていると
茂みから手を出すものが・・・。


















毎日来るクロは
ネコジャラシが大好きで、
ほうきにも興味を示します。
なんとか捕まえようと集中している姿はかわいいですが、
ノラ猫なので、
決してさわらせてはくれません。
隙をみてさわろうものなら
猫パンチを繰り出してくるか、
パッと逃げるかのどちらかです。

午前午後とあらわれて、
玄関先で寝ていたり
メダカの水槽の水を飲んだり、
蝶を捕まえようとしたりしています。

毎日来るので、
3日ばかり姿を見せなかったときは
心配しました。
4日目に右後ろ足を痛そうにして
階段を上ってきたときは
生きていたことにホッとしました。

ノラ猫でも毎日みているので、
「うちのクロ」みたいに思えてしまいます。




2013年10月24日木曜日

ヨーグルトにドライマンゴーを














ここしばらく手作りヨーグルトにはまっています。
作り方といっしょに、
種にするヨーグルトを分けていただきました。

子どもたちが赤ちゃんだったころ
哺乳瓶の煮沸をこれほど几帳面にしただろうか、
と思うくらいに
ビンをきちんと煮沸します。
元になるヨーグルトに人肌に温めた牛乳を混ぜ、
そっとビンに移し、
ガーゼかティッシュで蓋をして並べておきます。
斜めにして発酵の具合を見て冷蔵庫へ。

涼しくなって
暑いときほどは食べなくなりましたが、
これがそのままでも、
フルーツを和えてもおいしい、
酸味も程よいヨーグルトになります。

BOOKS144にあるドライフルーツの中に
以前はなかった「ドライマンゴー」があります。
これを刻んでヨーグルトに混ぜ、
一晩おいておくと、
朝にはやわらかく戻って
おいしいマンゴー入りヨーグルトに!














メキシコ産の完熟マンゴーを
砂糖などを加えずそのまま乾燥させたもので
マンゴー本来の味を楽しめます。

『ドライマンゴー』
オーガニック・ドライフルーツ
フェアトレード商品
60g/¥462

2013年10月22日火曜日

あこがれのツリーハウス

















もう何年も前のことになりますが、
オハイオ州のある田舎へ行ったことがあります。

同じB&Bに17泊し、
週末以外は
大学と宿の往復でほとんどが過ぎてしまいましたが、
ファーマーズ・マーケットで買い物をしたり、
郵便局へ手紙を出しに行ったり、
そこで生活できたのは、しあわせなことでした。

9月半ばから18日間足らずで、
まだ半そでのTシャツを着ている初秋から
木々が一気に紅葉し散り始め、
朝は濃い霧に覆われ、
宿の床の、
格子のはまった四角い穴からは
ヒーターの温風が出て、
人々がセーターを着るようになるまでの
短い秋を体験しました。

















B&Bも素敵でしたが、
大きな木の並ぶ道を歩き、
鹿やアライグマに出会い、
アメリカ映画で見たような家々を実際に見て、
日常を忘れました。
ある日、すばらしいバックヤードのある家を見つけました。
広い芝生、バーべキューを楽しみ、
子どもたちが走り回れる庭。
なかでもいちばん目を引かれたのは
ツリーハウス。

こんな中で子ども時代を過ごしたかった。
子どもたちを育てたかった。
私のあこがれの「やかまし村」の
男の子たちが作った小屋を連想しました。

















いまここに
『ツリーハウスをつくる愉しみ』という本が置いてあります。
全部で21スタイルのハウスを紹介しています。
どれも素敵だけれど、
木を生かした、さりげないツリーハウスがいいな。

CHAPTER6は
「ツリーハウスのつくりかた」。
手頃な木があって
作ってみたい方はぜひ挑戦なさってください。

ツリーハウスをつくる愉しみ
『ツリーハウスをつくる愉しみ』
小林 崇 
メディアファクトリー 発行
2012年初版第1版
¥900

2013年10月21日月曜日

おおきな きが ほしい

最近は木のある庭が少ないですね。
とくに登れるような大木はありません。

今の家にはありませんが
子どもだったころの庭には
大きなケヤキ、エンジュ、ナンキンハゼなどがありました。
登りやすいのは、サンシュユの木でした。

春には黄色い花が咲き、
秋には小さい実が赤くなりました。
でもイラガの幼虫が付くので
気をつけなくてはいけませんが、
この木に登るのが大好きでした。

二本に分かれた幹に足をかけ、
勢いをつけて跳ね、横に伸びた枝をつかみます。
太い方の幹の二股に分かれたところまで上がり、
さらに上へ登ると
枝が何本にも別れた座るのにいい、
小枝や葉に囲まれた特等席がありました。
私はここにすわって
いつもと違った目線で庭を眺めるのが好きでした。

今思えばそんなに高くもなかったのですが、
子どもにとっては別世界。
鳥になったような気持ちでした。
そこにすわって
どんなことを想像していたのか・・・。

おおきな きが ほしい

いまBOOKS144に
『おおきな きが ほしい』 という本があります。

かおるが、大きな木があったら、と
次から次へと想像を膨らましていく絵本です。

大きな木の二番目の枝まで梯子をかけ、
洞になった木の幹の中の梯子を登ると
そこは、かおるの小屋。
キッチンもテーブルも、ベッドもあって
ホットケーキを焼いたりできるのです。
さらにその上には見晴らし台。
りすや小鳥も住んでいて
かおるに丁寧にあいさつするのです。

ここで過ごす四季はどんなでしょう。

こんなすばらしい大きな木。
子どものころの夢の木です。

「木の上で生活する」。
なんて すてきな!
ここまで、大きく高く立派でなくてもいい。
疲れてしまったとき、
すわってお茶が飲めるだけでもいい。

今でもツリーハウスにはあこがれ続けています。

『おおきな きが ほしい』
文 さとうさとる
絵 むらかみつとむ
出版 偕成社 
1971年第1刷発行
2007年第138刷
¥500

2013年10月16日水曜日

台風が通り過ぎて

















今朝はまだ、いかにも台風らしく、
風に木が揺れ、
細い枝や葉が飛び、
雨が窓ガラスに叩きつけておりました。

でも思ったより早く暴風雨は通り過ぎ、
ベランダも庭も、
落ち葉が張り付いていましたが、
庭木も、
鉢植えのハイビスカスも
まだ実を付けているゴーヤも無事でした。

しかし、カーテンを開けて
思わず「あっ!」。

昨日まで
小さな花をいっぱいに咲かせ、
日を浴びているように見えた金木犀の木が、
一夜にして、
緑の葉の茂った
ただの常緑樹に戻っていました。

地面を一面に覆う細かな花。
黒く濡れた土に鮮やかなオレンジ色。

それはきれいな眺めでしたが、
まだしばらく、
この時期だけの華やかさと
香りを楽しんでいたかった、と
少しがっかりせずにはいられませんでした。


2013年10月15日火曜日

台風の絵本 / 明日の開店時間


今日は雨。
台風の影響です。

「台風はすごくはやい風のかたまりです。
そして、おおきなおおきな風のうずまきです。」

これは『台風のついせき 竜巻のついきゅう』という
かこさとしさんの絵本の
最初のページに書いてある文です。

台風のついせき竜巻のついきゅう (かこさとし大自然のふしぎえほん)
















この本は強い風雨をもたらす台風と、
海や地上にあるものを巻き上げる竜巻が
どのようにして起こるのか、
わかりやすく説明した大型絵本です。

台風のページは、
「 おいかけろ風のうずまき」から始まり、
どこでできるか、しくみなどが解説され、
最後の項目は
「台風をふせげるか、つぶせるか」となっています。

続いて竜巻のことが詳しく説明されています。

親子で台風と竜巻について
調べてみてもいいですね。

『台風のついせき 竜巻のついきゅう』
かこさとし 作
小峰書店
2001年7月 第1刷発行
2001年10月 第2刷
¥750


さて今回の台風26号ですが、
明朝には関東地方にかなり接近する恐れがあり、
大型で強い台風なので警戒が必要だそうです。

26号拡大(2013年10月15日 12時現在)















明日のBOOKS144は
午後1時ころ開店の予定です。
台風の進み具合によっては
大幅に変わるかもしれません。

ご了承ください。

皆さま、
今夜から明日にかけて
暴風や大雨に警戒なさってください。

絵本にも書いてあります。
「よく準備をし、警報などをよく注意して行動すれば
被害がずっと小さくなる」と。

2013年10月13日日曜日

キッチンの窓から

















今日はさわやかな秋らしいお天気。

昨日までの異常な暑さもなくなり、
気持ちのいい朝。
外へ出ると、空気が金木犀の香り。
窓の外に見える金木犀の木は
木の北側から咲き始め、
今は南側半分がオレンジ色に鮮やかです。

毎朝開ける窓。
日本版画会に出品した『窓』 も
この窓からイメージが浮かびました。

家の窓はありふれたものです。
あこがれは、木製の両開きの窓。
今、BOOKS144にあるこの本のような。

キッチンの窓から

『キッチンの窓から』というこの本は
北ヨーロッパの季節ごとの生活が
キッチンから描かれています。
冬の日曜のティータイム、春のイースター、
夏のピクニック、収穫の秋。

窓からみえる景色。

窓辺に置いてあるものや、
棚の食器、テーブルの上、
キッチンの様子など、
角から角まで楽しめます。

その季節ごとのキッチンの風景が
細部まで美しく、
季節を楽しむライフ・スタイルに憧れます。

レシピもおいしそう。
四季のディナーメニューも載っています。
秋のメニューを写してみますね。

セロリのスープ
きじのロースト
紫キャベツとリンゴの蒸しやき
皮つきのジャガイモ
ナナカマドのゼリー
リンゴとマルメロのタルト
プラムのシャーベット
チーズ各種
上等のブルゴーニュ産ワイン


『キッチンの窓から』
スーザン・ヒル 文
アンジェラ・バレット 絵
ウィルヘルム菊江 訳
西村書店 
1992年第1刷発行
1994年第2刷
¥900

2013年10月11日金曜日

作品完成!

















先日、搬入が間に合うのかが
危ぶまれた作品です。

なんとか間に合いました。
最後の試し摺り、本摺りを深夜に行い、水張り。
搬入当日の午前中に
サインを書き込み、
額に入れ、
午後に無事、受け付けをすませました。

タイトルは 『窓 Ⅰ』。

まだ夜の暗さの残る室内と、
カーテンを開けたときの
朝の透きとおった光。

もう少し室内を暗くしてもよかったか・・・。
窓の部分だけ
グリーンのインクを乗せるつもりでしたが、
やはり黒一色の作品になりました。

『窓』はシリーズで作っていきたい題材です。

日本版画会は
11月17日~24日 東京都美術館ですが、
その前に
『アトリエみさき ハンドクラフト展』 で
他の作品といっしょに展示します。
11月11日から16日まで
赤坂のギャラリー小川です。

間際になりましたら、
詳しくお知らせさせて頂きます。

2013年10月7日月曜日

銅版画制作中!

















秋といえば芸術の秋!
いま、日本版画会に出品するための
エッチングの制作中です。

テーマは窓。
以前、このブログにアップした窓をもとに
イメージをふくらませた作品です。

写真は、3回目の試し摺り。
まだ描き込みが足りません。
再度、版に描き込んで
今、腐食中です。

なんと明日が搬入日。
間に合うのか!?

なぜ、もっと前から制作に励まないのか、と
あきれられそう・・・。
毎年反省するのですが、
いつも綱渡りで、
何とか間に合う始末。

明日16時までに
本摺りを額装して
搬入場所まで持って行き、
受け付けを済まさなければなりません。

がんばります!

2013年10月5日土曜日

金木犀の季節

















もう10月です。
今日は肌寒く、秋の深まりを感じます。

秋を感じるもののひとつに
金木犀の香りがあります。

花は見えなくても、
風にのってくる香りに
近くに金木犀の木があるな、と気付き、
その後、何日かして
雨のあとなどに
地面に一面に落ちた
鮮やかなオレンジ色の花を見て、
この木は金木犀だったんだ、と思うのです。

今年は香りより先に、
花の開き始めたのを見つけました。
小さなみかん色の花がたくさん。