今朝の呑川の桜です。
一気に咲きました。
今週末は
もう満開になってしまうのではないでしょうか。
BOOKS144までの道を歩いていると、
いつもより時間がかかってしまいます。
桜の咲き具合を見ながら歩いているもので・・・。
さらに道端に小さなナズナの白い花が咲いていたり、
花ニラが電信柱の根元に群れていたり、
どこにあるのか沈丁花の香りが漂ってきたり。
急いで通り過ぎてはもったいない呑川緑道です。
そろそろ虫たちも活動し始めたところで、
『みつばちマーヤ』をご紹介しましょう。
マーヤと聞くとアニメを思い出される方も多いでしょう。
しかし、この絵本は
馬の毛3本の絵筆を駆使して描くという
熊田千佳慕さんによる
徹底した自然観察に基づいた細密画の
作品集のような大型絵本です。
虫たちの体毛の1本1本から、
植物のおしべの花粉まで感じられるようなリアルさ。
どれくらいの時間をかけて
1枚の絵を仕上げているのでしょうか。
顕微鏡で観察するような目と
限りない根気で
妥協することなく
細かいところまで描かれている絵を
ぜひご覧になってください。
『みつばちマーヤ』
ボンゼルス 原作
横山吉男 文
熊田千佳慕 絵
世界文化社 発行
1996年発行
¥3,000
0 件のコメント:
コメントを投稿