2016年10月18日火曜日
絵本 『 つきのぼうや 』
今朝はよく晴れて
気持ちのいい青空が広がりました。
晴れても夏のような暑さはなく、
歩くにはいい季節です。
でも日向は日に焼けそうで
木陰を選んで歩いてきました。
呑川の桜の葉もいつの間にか減り、
道には色付いた葉が落ちています。
ススキの穂は立派になり、
ヨウシュヤマゴボウの実も少しずつ濃い紫に色を変え、
空地ではセイダカアワダチソウが
日を浴びて鮮やかな黄色の花を咲かせています。
何日か別の道を通っていて
久しぶりにいつもの道を歩いてみると
秋の進んでいるのに気付かされます。
お散歩の途中に立ち寄られたお客さまが
『 つきのぼうや 』の縦長の絵本を見つけて、
なつかしい!としばらく眺めていらっしゃいました。
私も大好きな絵本です。
縦34cm、横13cmの変形絵本。
BOOKS144でも縦では棚に入らず
横にしてさしてあります。
空のお月さまが
水に映ったお月さまを連れてきてほしい、と
月のぼうやに頼みます。
月のぼうやは途中で
星をけとばしたり、
渡り鳥にかこまれたり、
りんごをもらったりしながら降りてきて
池の中の月を見つけて・・・。
というお話。
右のページに
降りてくるぼうやと
途中で出会うものが描かれて
左にお話が載っています。
ぼうやのまわりは空と水ですから
青い背景で、
そこに描かれた絵が楽しくて、
色もきれい。
私は、満月の夜に
月の光を浴びた人たちや猫が
空を見上げている見返しが好きです。
『 つきのぼうや 』
イブ・スパング・オルセン 作・絵
やまのうちきょうこ 訳
福音館書店 発行
1975年発行
2016年第65刷
定価¥1100+税
★この本は新品なので販売価格は定価です。
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