2014年3月4日火曜日
ひなまつりが終わって
昨日は女の子のいるご家庭では
ひな祭りのお祝いをなさったのではないでしょうか。
わが家の子どもたちは大きくなってしまいましたが、
おひなさまを飾り、
これからもずっとお祝いしていきたいと思います。
もちろん夕食には、ちらし寿司。
菜の花を散らし、
春らしいお寿司にしました。
桜もち、草もち。
ひなあられ。
昔から変わらないひな祭りです。
桃のお節句も終わりました。
おひなさまをいつまでも出しておくと
娘の婚期が遅れる、と言いますが、
もうしばらく春の雰囲気を楽しんでから
しまいたいと思います。
出すのは楽しいですが、
片付けるのは
ひとつひとつ薄紙で包んだり、
箱に丁寧に並べたり、
あまり楽しいものではありません。
最後に人形のケースに全部を入れるのですが、
子どもたちが幼稚園で作った
おひなさままであるので
うまく詰めないと入りきらなくなり
毎年、出したり入れたり苦労します。
とは言っても
たかがケースひとつとその他いくつか。
大したことはありません。
『京の雅 冷泉家の年中行事』という本の中の
3月は”桃の節句 女の子の幸せを願って”。
冷泉家のひな祭りは旧暦の3月3日。
3月末から数日間、
広間に雛人形を飾り、
女の子の幸福を願い節句を祝うそうです。
伝わっている代々の内裏雛が9組。
江戸時代の作のものまである雛人形や
御所人形などを出す大変さも書かれています。
八百年の伝統を守る冷泉家の
24代当主夫人が語る行事を
月ごとに紹介していて
写真も多く、
何気なく迎えている年中行事がよくわかる1冊です。
『冷泉布美子が語る 京の雅 冷泉家の年中行事』
著者 冷泉布美子
南里空海(聞き書き)
発行 集英社
1999年第1刷
定価 ¥2000
BOOKS144販売価格 ¥800
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