絵本から思い出すこと
梅の実が大きくなりました。
葉の隙間からの日差しがまぶしい6月。
梅雨らしいお天気はこれからですね。
BOOKS144で絵本や児童書を見て、
「これこれ!子どものころ大好きだった本!」
と、笑顔になる人がいます。
岩波のこどもの本や、福音館のこどものとも。
『いやいやえん』 だったり、
『ナルニア国』のシリーズだったり。
一冊の絵本から、
同じ作者の別の絵本が頭に浮かぶこともあります。
先日は『ちいさいおうち』の挿絵を見て、
『いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう』を
思い出した方がいらっしゃいました。
こちらも好きな本、
子どものころの愛読書、
想いのつまった本、などだと
うれしくなってしまって・・・。
その絵本から、
忘れていたそのころを思い出すことがあります。
本を読んでくれた声。
ページをめくる手。
部屋の壁に掛かっていた絵。
床の板の冷たさ。
窓から入る風。
人それぞれに
思い浮かぶ景色が違いますね。
児童書を手に
「初めから終わりまで覚えるほど読んだ。」
なんてうれしそうにいう方を
どんな子だったのかな、と想像するのは
ちょっと楽しいです。
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