2017年5月18日木曜日
ふしぎなたけのこ
朝は日差しがありましたが、
午後は雷雨。
天気予報で、
今日は天気が不安定、雷雨がある、
と言っていましたから、
店を開けるときから
そのつもりで表の本は遠慮がちに
並べていました。
午後中、降っていましたが、
夕方にはすっかり青空になりました。
店まで来る途中に
竹林があります。
次々と竹の子が生えているのを
眺めていましたが、
その成長の早いこと!
胴体に皮を残したまま
ずんずん伸びて見上げるほどになり、
細い枝に葉を付けて
若い竹になっています。
絵本『ふしぎなたけのこ』を思い出しますね。
やまの おくの おくの むらの、
むかし むかしの おはなし。
たろが誕生日のごちそうの
たけのこを掘りに行きます。
掘っていて暑くなって上着を
近くのたけのこにかけたとたん、
ぐぐぐっと伸びて・・・。
ぐんぐんぐんぐん伸びていたたけのこが
伸びるのに飽きて
竹になることに決めた場面。
横長の見開きページを縦に使って
雲を突き抜けて伸びたたけのこが描いてあるのが
その頃の絵本にしたら
斬新な構図だったのでは。
次のページは
横位置で見開きいっぱいに
切られたたけのこが
一昼夜かけて倒れていく場面が描かれています。
お話もテンポよく、
絵も楽しめて
子どものころ何回も読んでもらった絵本です。
いま見ても古さを感じさせない
絵本だと思います。
『ふしぎなたけのこ』
松野正子 作
瀬川康男 絵
福音館 発行
1963年発行
2000年こどものとも社版 第6刷
定価¥350
BOOKS144販売価格¥300
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