2016年3月31日木曜日

しだれ桜


















今日は4月下旬頃の暖かさ。
桜の満開発表もありそう、と
今朝の天気予報で言っていました。

店の裏のお庭に
ここに根を下ろして何年になるのか、と
思う立派なしだれ桜があります。
その木がいま満開。
青空をバックに下から見上げると
空は透明感を増し、
小振りな花はちらちらと光り、
風にゆれる様子に見入ってしまいます。

まわりを建物に囲まれているので
全体像を見ることはできませんが
毎年、楽しみにしている方も多いことでしょう。




2016年3月27日日曜日

土筆を見つけた


















いつも春になると
土筆が出るのを楽しみにしているのに
うっかりしていて
気づくと、もう伸びてしまって
穂が開ききったのが少し残っているだけだったり
スギナが元気に生えて
その合間に半分枯れた土筆を見つけたりで
がっかりするのですが、
今年はたくさん生えているのを見つけました。

子どものころ畑のへりで
友だちと競い合って
たくさん採ったものです。
採って帰った土筆は袴を取って
母が煮てくれました。
頭の部分が苦くて
子どもにはおいしいものではありませんでしたが
毎年の春の味でした。

こんなにたくさん生えているのを見たのは久しぶりです。
今はもうなくなってしまった畑と
いっしょに遊んでいた子たちを思い出します。





2016年3月24日木曜日

春の花たち














今朝はまた寒さが戻り、
メダカは鉢の底のほうで泳ぎ、
蛙はまた枯葉の下などにもぐって
静かです。

メダカ鉢の縁に苔が生えていましたが、
今年はそこにスミレが咲きました。
緑に花の紫がきれいです。

スミレだけでなく
梅とクロッカスから始まった庭は
バイモ、水仙、シラユキゲシ、
雪柳、花桃とバトンを送っていきます。

今年は花桃にたくさんの蕾が付きました。
いま次々に花を開き、
華やかな庭になりました。

呑川の桜も花が咲いてきています。
今朝の小雨の中の桜はしっとりして
なかなかいいものでした。










2016年3月15日火曜日

絵本 『鳥の巣の本』














ひさしぶりに太陽が顔を出し
青空が広がり
暖かな日差しが降りそそぎ
春らしい日になりました。

晴れたのは一週間ぶりだそうです。
ここのところ冬のように寒い毎日でした。

呑川の水際で
カルガモがのんびりと日向ぼっこ。
ツグミは枯葉の下の餌をさがしていました。
枝にはシジュウカラやメジロ、
いつものように雀やキジバト、
ヒヨドリ、ムクドリも見かけました。
その中の雀が一羽、
口いっぱいに枯れ草をくわえていました。
巣作りでしょうか。
子育て中の雀が
餌をくわえて飛んで行く先を見ていると
屋根瓦の裏だったり
壁の隙間だったりしますが、
巣を見たことはありません。

鳥の種類によって
巣の形もさまざま。
ここに『鳥の巣の本』という本があります。
見てみると、巣の大きさや材料、作り方から
卵の個数、孵化や巣立つまでの日数まで書いてあります。
巣のことだけでなく、
鳥の暮らしや生態も解説してあり
おもしろく読んでしまいます。
身近な鳥から外国の鳥、
鳥以外の動物の巣のページまで
あたたかみのあるイラストで楽しく読める本です。

「鳥の巣の本 (絵本図鑑シリーズ)」の画像検索結果

『鳥の巣の本』
著者 鈴木まもる
発行 岩崎書店
1999年4月第1刷発行
1999年第2刷
定価¥1500
BOOKS144販売価格¥700

2016年3月6日日曜日

梅にメジロ


ひな祭りも終わり、
きのうは啓蟄。

暖かさにつられてか、
メジロが水浴び。
その後、梅の木で、
丹念に羽をつくろっていました。

梅の花盛りのときは
いくつものつがいのメジロが飛んできては
順々に花にくちばしを差し込む姿が見えましたが、
花が終わると
虫を探しているシジュウカラのほうが
目につきます。

ベランダでは鳩が尾や翼を広げて
のんびりと虫干しをしていました。

これからは虫も出てきて
鳥たちにとっていい季節でしょう。


2016年3月3日木曜日

ひな祭り














日差しが春らしくなり、
風もおだやかで暖かく、
いかにも春、といった日です。

今日はひな祭り。

我が家では例年のごとく
間際になって慌てて飾る始末。
でもおひな様を出すと
部屋が華やぎ、
冬の終わり、春の訪れを感じ
気持ちも少し浮き立ちます。

山本三千子さんの『室礼』(しつらい)という本があります。
日本にある四季おりおりの美しい習慣。
当たり前のように
日々の生活に密着していたしきたり。
いつの間にか
忘れ去られようとしている暮らしの文化の数々・・・。
そこにもう一度心を吹き込みたい、と
作成されたのがこの本です。

正月、節分、雛祭、端午の節句、
七夕、お月見、七五三の七つの年中行事を取り上げて、
それぞれの室礼について、
写真と解説文を備えた入門書、と説明されています。

「室礼 山本三千子 本」の画像検索結果
『室礼(しつらい)』
著者 山本三千子
発行 叢文社
1997年第1刷発行
2000年第4刷
定価¥1500
BOOKS144販売価格¥700