BOOKS144まで
呑川を見ながら歩いていると
日差しが暖かく、
雀たちが群れていたり、
キジバトが水浴びをしていたり、
なんとなく春が近いような気がしてしまいました。
でも、きのうの朝はベランダにある
鳥たち用の水にも氷が張っていましたし
大寒もこれからですから
油断はできません。
寒いときに読みたい絵本 『ふゆのはなし』。
冬。雪あらしを見ながら
3人の小人たちが話しています。
「白雪姫は、七年ごとに七人の小人をたずねてきて、
そのときは、ひどい雪あらしのなかをおりてくるっていうけど、
これがそうなのかねえ?」
ここまで読んで
白雪姫?
7人の小人?
と驚いてしまいました。
この3人の小人たちは
7人の小人のいとこ!
「白雪姫に会ってみたいなあ!」
と雪の中、出かけていくのです。
后になった白雪姫が小人たちと昔のように過ごし、
冬の一時を楽しむ様子。
そして別れのさびしさ。
繊細な落ち着いた色合いの絵。
スイスの代表的な古典絵本です。
『ふゆのはなし』
文・絵 エルンスト・クライドルフ
訳 おおつか ゆうぞう
発行 福音館書店
1971年発行
1988年第13刷
定価¥1100
BOOKS144販売価格¥700
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