2014年12月24日水曜日

クリスマス















クリスマス・イブです。

華やかなイルミネーションの映像が
ニュースで流れていますが、
BOOKS144までの道では
それほど変わったところもなく、
ドアにリースが付けられているのを
目にするくらいでしょうか。

きっと家の中には
きれいに飾られたツリーが立っていたり、
ポインセチアがあったり、
この季節だけのお皿が掛けてあったり、
いかにもクリスマスらしいお部屋に
なっているのでしょう。

ここにターシャ・テューダーの写真集があります。
その中のクリスマスのページ。

キャンドルのあたたかい光。
手作りのジンジャー・クッキーや、
昔からある飾りをつけたモミの木。
家族で囲むクリスマスツリー。

派手さも、まばゆい光もなく、
ゆったりした時間が流れていそう。

こういうクリスマスにあこがれます。


『The Private World of Tasha Tudor』
Tasha Tudor & Richard Brown 著
BOOKS144販売価格 ¥1700

2014年12月23日火曜日

いよいよクリスマス















きのうは冬至でした。

お風呂のふたを開けると
ふわっと柚子のかおりの湯気。

食卓には
南瓜のほっこりとした黄色。

これからは少しずつ日が伸びていくと思うと
少しほっとします。

冬至が過ぎると
いよいよクリスマス。
BOOKS144は外の棚も店内も
クリスマス関係の絵本を並べています。
絵本だけでなく
オーナメントやカードもあり、
楽しい雰囲気になっております。

子どもたちが小さかったころのクリスマス。
飾り付けられたツリー、
ローストチキンやケーキがテーブルに並び、
とても忙しいけれど
何日も前から計画を練った楽しいイベントでした。

夜、子どもたちが寝てから
隠しておいたプレゼントを
そっと枕元に置いて・・・。

高価なものではなかったけれど
プレゼントを手にした子どもたちの
笑顔は忘れられません。

私が子どもだったころは、
本をプレゼントにもらうことが多かったのですが、
最近はどうなのでしょうか。

ぜひBOOKS144に
たくさんの絵本をながめにいらして下さい。

2014年12月20日土曜日

年末年始のお休みのおしらせ















センリョウの実が赤くなりました。
今日の雨のなか
つやつやと濡れた赤が
枯れた冬の庭に鮮やかです。

まだヒヨドリにねらわれていないので
実の数も多く華やかですが、
木の上のほうに残った柿も、
ほかの実もない頃になると
何羽も来て実をついばむので
センリョウの様子もみすぼらしくなってしまいます。

年末年始の営業ですが、
12月27日(土)まではいつも通りに開けております。
12月28日(日)から
1月3日(土)までをお休みさせていただきます。
4日から通常営業致します。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

2014年12月18日木曜日

営業時間の変更のおしらせ















今朝は冷え、
この冬初めてメダカの池に氷が張りました。
朝夕は寒くなり、
やはり12月、と感じることが多く、
カレンダーを見れば今年もあと2週間。
日も短くなりました。
もう5時ころには暗くなり、
外に並べた本棚の
本のタイトルも読めません。

そこで店の営業時間を冬時間に致しました。
午前11時開店、
午後5時に閉店です。

クリスマスの絵本、
プレゼントにぴったりの山羊革の小物、
アルパカの手袋など揃えております。

どうぞお立ち寄りください。

2014年12月9日火曜日

呑川緑道


















12月になり
呑川の桜の木も
ほとんどの葉を落としました。
呑川沿いは日当たりもよく、
車もあまり通らず
気持ちのいい散歩道です。

今はドウダンツツジの紅葉や
イチョウの黄色が輝き、
モミジの残った葉が日に透けて鮮やかです。

やわらかくなった柿の実をつつくヒヨドリや、
椿の花に顔をつっこむメジロ。
道端の枯れ草の中で
こぼれた種をついばむスズメたち。

この道を
晴れた日は少しゆっくり
季節を楽しみながら
BOOKS144まで歩いてきます。

2014年11月30日日曜日

版画展開催中


















少し前になりますが、
コブシの木の葉が
朝日に透けてきれいだったのを写真に撮りました。
今の季節、木々の様子の変化は早く、
もう葉が落ちてきています。
日の経つのはあっという間ですね。
今日で11月も終わり
いよいよ明日から慌しい12月。

いま相模原の橋本で
『服部まき子 版画展』を開催中です。
日本版画会に出品した
初期の鳥を描いたカラーの版画から
新作の窓の作品まで大きいものは7点。
梟や猫を描いた小品など多数展示しております。

お時間ありましたら
ぜひお立ち寄りください。

12月7日まで★3日(水)はお休みです。
10:00~18:00
ギャラリー・プラット
相模原市緑区橋本6-27-1
tel 042-772-2402

窓 Ⅱ














2014年11月23日日曜日

オジギソウの種















日差しが暖かく、風もなく、
気持ちのいい朝。

ここのところ夜は冷え込み、
オジギソウも外へ出しっぱなしにすると
朝すっかり元気をなくし、
枯れさせてしまったかと思う様子になっています。

今は夕方になると室内へ移動し、
朝、日が当たり始めるとベランダへ出すようにしました。
花がたくさん咲きましたが、
種ができているのを発見しました。

とげとげの付いた枝豆のような鞘が
房になっています。
熟していったら種がとれるでしょうか。
花もポンポンみたいでいいですが、
種もなかなかかわいいです。

2014年11月18日火曜日

制作の秋 版画展の秋


















朝夕は気温が下がり
道行く人も冬支度になってきました。

ケヤキの茶色く枯れた葉が風に舞い、
柿や桜の葉も鮮やかに色付き、
ナンキンハゼの下には実から落ちた黒い果皮。
枝先に白い実が光り、
鳥がついばみに来ています。
深まった秋を感じます。

秋といえば芸術の秋。
私にとっては制作の秋です。
ここではお知らせしませんでしたが、
赤坂のグループ展が先週終わりました。
落ち着いたいい展示会でした。
ご案内させていただいた方、
ウインドウの展示を見て
入ってきてくださった方。
新しい出会いがあり、ご批評が勉強になり、
毎年何かしら得るものがある
『アトリエみさきハンドクラフト展』。

お越し頂いた皆さま、
ありがとうございました。














今週は上野の東京都美術館で日本版画会が開催中です。
そちらには1点、『窓 Ⅱ』 を出品しております。
木版画、銅版画、シルクスクリーンなど
変化に富んだ展示になっております。

上野へお出かけの節は
お立ち寄りください。

2014年11月11日火曜日

洋書の花の写真集















「花の写真集って
 どんなのがあるの?」
と質問をいただきましたので
他の花の写真集もご紹介します。

こちらは春の花たち。
チューリップ、水仙、スズランなどが
いろいろな場面にアレンジされています。

どのページも写真がきれいです。

『Flowers for all seasons SPRING』
Jane Packer 著
¥1000

2014年11月5日水曜日

ディスプレイに洋書の写真集を















洋書の絵本があることは
お知らせしましたが、
写真集も置いています。

その中から花の写真集を1冊。
花の写真が色鮮やか。
表紙はもちろん、
ページをめくると
たくさんのアレンジが出ています。
タイトルの通り、シンプルだけど華やかです。

表紙を見せてお部屋に飾っておくだけで
すてきなインテリアになりそうですね。

『simple flowers』
Paula Pryke 著
James Merrell 写真
¥1700

2014年11月4日火曜日

いまは あき















店の前のポストの脇に植えられた
ジューンベリーの葉も色付いています。
11月。
紅葉が始まると
もう、秋と感じますね。

「いまは あき」。
そういうタイトルの
レンスキーの小さな絵本があります。

”なつが おわって あきがきた。
 あきは いちばん すてきな きせつ。”

と始めと終わりにあるように
秋の「すてき」を描いています。

色数は多くはないのに
とても秋の雰囲気。
扉にはかわいいリスが向かい合った絵。
小型のとてもかわいい絵本です。


『いまはあき』
ロイス・レンスキー 作
さくまよしこ 訳
あすなろ書房 発行
2004年初版
BOOKS144販売価格¥400

2014年11月2日日曜日

チョコレート入荷!


















お待たせ致しました。
11月になり
今年もチョコレートが並びました。
昨年冬にも置いてあった
定番のミルク、ビター、エクストラ。
ヘーゼルナッツがまるごと入ったチョコレート。
シナモン、コリアンダーの香りの広がる
ウインター・チョコレート。

そのほかに今年は
カレンズとヘーゼルナッツが
ミルクチョコレートに入っているカレンズ・チョコレート。
ビターチョコレートに
キャラメル・クランチと塩をちりばめた
ソルト&クランチ。

濃厚な味わいのトリュフも
はじめての入荷です。















涼しくなってきて
チョコレートのおいしい季節。
お茶の時間にいかがでしょうか?

<チョコレート>100g
・ミルク ・ビター ・エクストラ 
・ヘーゼルナッツ ・ソルト&クランチ/¥550
・カレンズ/¥590
・ウインター/¥700
・トリュフ/¥775

2014年10月22日水曜日

アールグレイでティータイム















朝から雨で寒いですね。
あしたも雨だそうです。

気温が下がってくると
ティータイムに温かい紅茶がほしくなります。
不精をして型で抜かず
四角く切って焼いてしまったスコーンですが、
焼きたてはさっくりしておいしいです。

今日は、アールグレイの紅茶にしてみましょうか。
ミルクを入れても、
ストレートでも楽しめます。

『フェアトレード紅茶』 <アールグレイ紅茶>
原産国 インド
内容量 80g
¥755

2014年10月21日火曜日

秋の西日















日が沈むのが
早くなってきています。
気付くと太陽が
ケヤキの枝の隙間から見える位置にいます。

まぶしい夕方の日差し
微かに残るキンモクセイの香りと
澄んだ空気。
日に透ける葉がきらきらして
秋を感じます。

秋はまだ新鮮さのなくなった緑のイメージ。
だんだんに茶色に変化していくでしょう。


2014年10月19日日曜日

季節の中の色


















洋書の絵本を見ていたら、
すてきな秋の景色のページをみつけました。















Red Sings from Treetops という絵本です。
春、赤い鳥が梢で歌い、
音符がサクランボのように落ちてきます。
”a year in colors”とあるように
Green、Yellow、Purple・・・。
季節の中に感じる色。

春から夏。

そして秋。
Green is tired
そして茶色に変わっていきます。
紫からオレンジ、黒、白。

冬が過ぎ、
また赤い鳥が歌い始めます。

ページごとの色彩の美しさ。
繊細に描かれたイラストの絵本です。



Red Sings from Treetops
作 Joyce Sidman
絵 Pamela Zagarenski
¥1000

2014年10月18日土曜日

洋書絵本あります。















BOOKS144には
絵本がたくさんありますが、
洋書の絵本も何冊もあります。
ペーパーバックの中から
私の好きな絵本を選んで
写真を撮ってみました。

同じ絵本でも
日本語の活字が並んでいるのとは
まるで違って見えます。

若いころから洋書の絵本が好きでした。
丸善で絵本の原画展があると
時間をかけて原画を見て、
それ以上に時間をかけて
絵本を選び何冊も買って
レジで支払いのときに後悔したりしたものでした。
お話の内容より
絵とレイアウトの好きなものを
集めていました。

144にはハードカバーの絵本、
丈夫なボードブック、
手軽なペーパーバックと揃っています。

ペーパーバックは100円から。
洋書の美しさに触れてみてはいかがでしょうか。

2014年10月14日火曜日

ヤブガラシの花















台風が通り過ぎ、
空は真っ青、雲は白く光り、
まぶしい晴天。

金木犀は、花がまだ残っており、
去年のように、
窓を開けてがっかりすることもありませんでした。

ヤブガラシの花も
がんばっていました。
木にからんでいるのを見つけると
すぐに抜いてしまいますが、
よく見るとかわいい花です。

たくさん付いた緑のつぼみが開くと
オレンジ色の花があり、
ガク(花弁?)が落ちて、
色がピンクに変わっていきます。

その名が表すように
迷惑な、強い蔓草ですが、
花は、まるで蠟細工のような可愛らしさ。
抜くのが少しかわいそうになりますね。

私が過保護にしているオジギソウは
台風の通過する間、
家の中に避難させていました。
つぎつぎとピンクの花を開きます。
つぼみも増えました。
しばらく楽しませてくれそうです。



2014年10月11日土曜日

紅一点














秋らしくさわやかな日。
先週の台風で落ちずに残った
金木犀の花が香っています。
庭はホトトギスが見ごろになりました。

ナンキンハゼの木の中に
1枚だけ真っ赤になった葉があります。

緑のなかに一点の赤。

ほかはまだ色付きはじめてもいないのに、
なぜこの葉だけ・・・。
不思議です。 

2014年10月5日日曜日

カバの柄の山羊革ベルトバッグ


最近、入荷した山羊革のバッグをご紹介します。
小型ですが、
マチが広いので意外と物が入ります。
開口部をとめる中央のベルトが
アクセントになっています


















裏側にはファスナー付きの外ポケット。
内側は黒の布張りでポケットがみっつ。

ちょっとしたお出かけや
近所のお買い物にちょうどいい大きさの
使いやすいバッグだと思います。

『山羊革ベルトバッグ』
<こげ茶 カバ柄>
・素材 山羊革/内布(ポリエステル ほか)
・サイズ 横 34cm
     高さ 18cm
      底 11×22cm
     持ち手 38cm 
・仕様 開口部 ベルト
     ファスナー付き外ポケット 1
     内ポケット 3(ファスナー付き 1、ほか 2)        
 ・価格 ¥4535(税込み)

★ほかに<こげ茶 ラクダ柄>
      <黒 シマウマ柄>
      <オレンジ キリン柄>がございます。

2014年10月2日木曜日

『クレーの天使』 入りました!



私の好きなクレーの絵と
谷川俊太郎さんの詩で構成された本。
「クレーの描いた
ギリシャの神々のように人間的な天使たちを主題に、
谷川俊太郎が短詩をつけた詩画集」とあります。

表紙の
うつむき加減の
はにかんだような微笑。
扉には涙を流している天使。
鈴をつけて、うれしそうな天使や、
戸惑っているように見えるものも。

私はクレーの絵が好きですが、
どこが、といわれると説明できません。
色彩も線も
楽しさも物悲しさも
どれもいいなあと思うのです。

子どものころから家に
「さわぎく」という絵のポスターがあり
その淡い色彩が気に入っていたのですが、
ある時クレー展で本物に出会って
驚きました。
実物はもっとずっと鮮やかな色をしていたのです。

画集をくり返しながめているだけだと
こういうことが時々あります。
大きさにしても
小さいと思っていたら
とても大きな絵だったり。

展覧会には出来る限り足を運び、
本物にふれる機会をふやしたいものです。














『クレーの天使』
パウル・クレー 絵
谷川俊太郎 詩
講談社 発行
2000年第1刷発行
2004年第9刷
定価¥1500
BOOKS144販売価格¥700

2014年9月30日火曜日

金木犀が満開



外へ出ると
空気が金木犀の香り。

目からでなく鼻からの情報で
咲いているのに気付く花ではないでしょうか。

家の場合、
窓の正面に1年中、緑の葉を茂らせているので、
つぼみがだんだん色付き、
ぽつぽつ花を開き始めて満開になり、
それが木の下に散るまでを
見届けることができます。

いま満開。
土の上に落ちた花もありません。
窓を開けていると風向きによって
香りが入ってきます。

普段は緑の目隠しでしかない木ですが、
この時期だけは
あざやかな眺めを楽しませてくれます。


2014年9月24日水曜日

村岡花子さん訳の絵本

朝のテレビ小説「花子とアン」で
今や誰もが知っている村岡花子さん。
私は見ていないので、
ドラマのほうはさっぱりわかりません。
赤毛のアンの翻訳家として知られていますが、
子どものころから大好きな絵本の訳者が
村岡花子さんでした。

今でも手元にある3冊の絵本。



お話はもちろん、
黒一色の絵と文字のレイアウトもすばらしい
『いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう』。




引き込まれるストーリーと、
黒と黄褐色の躍動感ある絵の
『アンディとらいおん』。
”アンディは学校へ行き、
らいおんはらいおんの用事をするために出かけました”
という部分がおかしくて
今でも思い出すと笑ってしまいます。


表紙のライオンの表情がおだやかな
『ごきげんならいおん』。
これもカラフルな絵ではありません。
でも雰囲気がすてきな絵本です。

いまBOOKS144には
『ごきげんならいおん』があります。
フランスのまちの
公園のまんなかの動物園にいる
ライオンのお話です。
お話も好きですが、
絵の街並みや、石畳の街中や看板、
おしゃれなバルコニーの手摺りなんかを
楽しんでいます。

『ごきげんな らいおん』
ルイーズ・ファティオ ぶん
ロジャー・デュボアザン え
むらおか はなこ やく
福音館書店 発行
1964年初版発行
2000年第35刷
定価¥1000
BOOKS144販売価格¥550