『クレーの天使』 入りました!
私の好きなクレーの絵と
谷川俊太郎さんの詩で構成された本。
「クレーの描いた
ギリシャの神々のように人間的な天使たちを主題に、
谷川俊太郎が短詩をつけた詩画集」とあります。
表紙の
うつむき加減の
はにかんだような微笑。
扉には涙を流している天使。
鈴をつけて、うれしそうな天使や、
戸惑っているように見えるものも。
私はクレーの絵が好きですが、
どこが、といわれると説明できません。
色彩も線も
楽しさも物悲しさも
どれもいいなあと思うのです。
子どものころから家に
「さわぎく」という絵のポスターがあり
その淡い色彩が気に入っていたのですが、
ある時クレー展で本物に出会って
驚きました。
実物はもっとずっと鮮やかな色をしていたのです。
画集をくり返しながめているだけだと
こういうことが時々あります。
大きさにしても
小さいと思っていたら
とても大きな絵だったり。
展覧会には出来る限り足を運び、
本物にふれる機会をふやしたいものです。
『クレーの天使』
パウル・クレー 絵
谷川俊太郎 詩
講談社 発行
2000年第1刷発行
2004年第9刷
定価¥1500
BOOKS144販売価格¥700
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