朝のテレビ小説「花子とアン」で
今や誰もが知っている村岡花子さん。
私は見ていないので、
ドラマのほうはさっぱりわかりません。
赤毛のアンの翻訳家として知られていますが、
子どものころから大好きな絵本の訳者が
村岡花子さんでした。
今でも手元にある3冊の絵本。
お話はもちろん、
黒一色の絵と文字のレイアウトもすばらしい
『いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう』。
引き込まれるストーリーと、
黒と黄褐色の躍動感ある絵の
『アンディとらいおん』。
”アンディは学校へ行き、
らいおんはらいおんの用事をするために出かけました”
という部分がおかしくて
今でも思い出すと笑ってしまいます。
表紙のライオンの表情がおだやかな
『ごきげんならいおん』。
これもカラフルな絵ではありません。
でも雰囲気がすてきな絵本です。
いまBOOKS144には
『ごきげんならいおん』があります。
フランスのまちの
公園のまんなかの動物園にいる
ライオンのお話です。
お話も好きですが、
絵の街並みや、石畳の街中や看板、
おしゃれなバルコニーの手摺りなんかを
楽しんでいます。
『ごきげんな らいおん』
ルイーズ・ファティオ ぶん
ロジャー・デュボアザン え
むらおか はなこ やく
福音館書店 発行
1964年初版発行
2000年第35刷
定価¥1000
BOOKS144販売価格¥550
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