2013年9月27日金曜日
星めぐりの歌
涼しくなりました。
この季節、
暗くなって空に星が見え始めると、
宮澤賢治の『星めぐりの歌』を思い出します。
若いころに行った花巻の賢治祭。
詩碑の前に集まった人々。
そこで、みんなで歌った『星めぐりの歌』。
覚えやすいメロディーと歌詞。
東北の秋の夜空の下で聞いたから
余計に心に残ったのかもしれません。
今月21日は賢治祭でした。
東京からも何人かの知人が
20日には花巻へ行く、ということでした。
宿が取れないそうでしたから、
大勢の方が集まったことでしょう。
没後80年。
今年はどんな賢治祭だったのでしょうか。
写真は、今、BOOKS144で展示している
『星めぐりの歌』です。
宮沢賢治 作詞・作曲の歌をもとに
伊藤卓美 作の木版画です。
店のいちばん奥の壁に掛かっておりますので、
遠慮なくご覧になってください。
2013年9月24日火曜日
秋の夕方
すっかり秋らしくなりました。
空気も乾き、澄んで
晴れていると日差しが痛いほどです。
ずいぶん日も短くなってきました。
ちょっと前ならまだまだ明るく、
これから一仕事、といった時間。
今は気付くと夕方の雰囲気。
BOOKS144を閉めて帰るとき、
ちょっと手間取っていると
もう暗くなって
風も肌寒く感じるほど。
急いで帰らなければ・・・と速足に歩く呑川沿い。
夏なら蝉の降り注ぐ声の下を
のんびり歩いていた時間なのに。
これからますます昼が短くなり、
帰り道は真っ暗になっているのも
もうすぐでしょう。
2013年9月12日木曜日
第18回 伊藤卓美木版画展 (於 新宿)
いま、BOOKS144では
伊藤卓美 木版画展
宮澤賢治 没後80年によせて
を開催中ですが、
2日前の9月11日から
新宿の小田急百貨店に於いて
『第18回 伊藤卓美木版画展』が始まりました。
一年おきですから、
なんと、34年間!続いているわけです。
今回は右側の壁に、宮澤賢治のもの。
左に童謡・唱歌のカルタの作品。
民俗芸能、風景、花の作品も展示しています。
新宿方面へお出かけの際は
ぜひお立ち寄りください。
● 9月11日~17日(火)
● 10:00~20:00
● 最終日16:30まで
● 新宿 小田急10階アートサロン
2013年9月9日月曜日
やっと秋
暑かった夏も
ついに終わりでしょうか。
やっと秋を感じられるようになりました。
夕方になると風も涼しく
空を見ても秋の気配。
空気も、さらっとしてきたように思います。
朝夕はコオロギやカネタタキが
草の茂みでしきりと鳴いています。
ススキも穂が日を浴びて光り、
ショウジョウ草の花も咲き
葉も赤く色付きました。
いつまで夏が続くのか、と思っていましたが
植物をみていると
季節はもう秋ですね。
2013年9月1日日曜日
種山ヶ原の夜 牧歌
今日も、暑い一日でした。
でも、もう9月。
日が短くなってきました。
夕方、呑川沿いを歩いていると、
桜の枝から聞こえてくるのは、
忙しいツクツクボウシの声がほとんどになり、
草むらからは、虫の音が聞こえてきます。
ススキの穂も開いてきました。
秋ですね。
今、BOOKS144には、
宮澤賢治の絵本がそろっています。
その中に 『種山ヶ原の夜』 があります。
そして開催中の 伊藤卓美 木版画展の中に
種山ヶ原の夜より 『牧歌』 という作品もあります。
種山ヶ原というと思い出すのは
一面のススキ。
晴れた空と、
風に揺れて銀色に光る穂。
以前、9月に岩手へ行ったとき、
種山ヶ原の物見山まで登ったことがあります。
だれもいなくて、
風とススキだけ。
『鹿踊りのはじまり』の場面はこんな原だったのでは?
鹿が顔を出すのではないか?
自分が鹿になったような気がしたのを思い出します。
明るく
まぶしくて。
秋の乾いた風。
澄んだ空気を透して射す日差しの強さ。
背の高いススキの穂の感触。
若いころの
ずっと昔のイメージですから、
今だったら、また違って見えるかもしれません。
でも、もう9月。
日が短くなってきました。
夕方、呑川沿いを歩いていると、
桜の枝から聞こえてくるのは、
忙しいツクツクボウシの声がほとんどになり、
草むらからは、虫の音が聞こえてきます。
ススキの穂も開いてきました。
秋ですね。
今、BOOKS144には、
宮澤賢治の絵本がそろっています。
その中に 『種山ヶ原の夜』 があります。
そして開催中の 伊藤卓美 木版画展の中に
種山ヶ原の夜より 『牧歌』 という作品もあります。
種山ヶ原というと思い出すのは
一面のススキ。
晴れた空と、
風に揺れて銀色に光る穂。
以前、9月に岩手へ行ったとき、
種山ヶ原の物見山まで登ったことがあります。
だれもいなくて、
風とススキだけ。
『鹿踊りのはじまり』の場面はこんな原だったのでは?
鹿が顔を出すのではないか?
自分が鹿になったような気がしたのを思い出します。
明るく
まぶしくて。
秋の乾いた風。
澄んだ空気を透して射す日差しの強さ。
背の高いススキの穂の感触。
若いころの
ずっと昔のイメージですから、
今だったら、また違って見えるかもしれません。
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