2015年6月23日火曜日

太田大八さんの絵本 『かさ』














今日はずっと晴れていましたが、
雲が出てきました。
夜にはザッと降るような天気予報ですから、
傘を持っていないと心配です。

雨のなか、
駅までおとうさんをお迎えに行く
女の子が描かれた絵本があります。

太田大八さんの『かさ』。
文字のない、
モノクロの絵に
女の子の傘だけが赤い
印象に残る絵本です。

黒い大人の傘を持った女の子が
赤い傘をさして歩いて行きます。
公園を抜け、
陸橋の上から下を通る電車をながめ、
ドーナツ屋さんをのぞき、
だんだん街に向かいます。
横断歩道を渡り、
駅に近付いていきます。

しっかり握りしめて
持っていった傘を
待っていたおとうさんに
差し出す女の子の顔。

子どもだったころに
お使いを頼まれたときの
気持ちを思い出します。

「かさ 絵本」の画像検索結果

『かさ』
作・絵 太田 大八
発行 文研出版
定価¥1100
BOOKS144販売価格¥600

2015年6月21日日曜日

父の日のプレゼントに折りたたみ傘を














父の日です。

デパートやスーパーでは
『父の日』のコーナーができていますが
おとうさんへのプレゼントって
むずかしいですね。

雨の日の多い6月。
傘はどうでしょう。

朝は晴れていても
帰るころにはしとしとと降っている、
なんていう時に
かばんの中に一本入れてあると安心です。
こちらには男性用の
大判のチェックの折りたたみ傘が置いてあります。
薄型・軽量ですので
かさばらず邪魔になりません。

きっと喜ばれると思います。

『超薄型折りたたみ傘』
親骨の長さ 55cm
重さ 約180g
¥540

2015年6月16日火曜日

半夏生














梅雨時らしく日差しがなく
茂った桜で陰になった呑川に
半夏生の白い葉が目立ちます。

葉の化粧もそろそろ完成でしょうか。
花穂も伸びてきました。

花が終わると、
だんだんに白が色褪せてしまうので、
葉もみずみずしく化粧したばかり、
花もこれから咲き始めようという今はとてもきれい。
しばらくは楽しめそうです。

6月に咲く花はどれも
雨の中で濡れている様子も
しっとりしていいものですね。








2015年6月13日土曜日

カルガモ親子














呑川には
カルガモが何羽も住んでいます。
夕方、どこからか帰ってくるところに
行き当たることがあります。

にぎやかな鳴き声とバサバサという羽音。
あの大きさの、
重量もありそうな鳥が
すぐ脇を羽ばたき
川の中にダイブしていく様子は
なかなかの迫力です。

普通の鳥のように
木の枝にとまるわけにいきませんから
カモの着地は大変です。

カルガモたちの中に
雛を連れているカモを見つけたのは
何日か前ですが
なかなかうまく写真が撮れないでいるうちに
こんなに大きくなってしまいました。

ぽやぽやした羽毛のころのヒナたちは
ほんとうにかわいいです。

カモの親子といえば
大型の絵本 『かもさん おとおり』を
思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

「かもさんおとおり」の画像検索結果

茶一色のコンテで描かれた絵が
すばらしい絵本です。
カモたちのしぐさも風景も
飛んでいるカモたちといっしょに見る街並みも。
最後の夜の公園のページは
暗いけれど街灯もともり、
真っ暗にはならない街中の夜を感じます。

『かもさん おとおり』
文と絵 ロバート・マックロスキー
訳 わたなべ しげお
発行 福音館書店
1965年発行
1992年 第41刷
定価 ¥1250
BOOKS144販売価格¥700

2015年6月10日水曜日

梅雨時の花


















梅雨の晴れ間。
呑川は夏草が茂り、
そのあいだを水が流れていくのを見ながら
店まで歩いてきます。

ところどころでクチナシの甘い香りがしてきます。

一重のクチナシが満開を過ぎて
つぎは八重のクチナシが咲き始めるころ。

梅雨時の花といえばアジサイ。
白、薄い青から赤紫まで
場所によって
さまざまな色な花が楽しめます。

濃くなった緑に
ビョウヤナギの黄色い花が鮮やかです。
この花のカーブした何本もの長い雄しべが
とてもきれいです。

日陰にはドクダミが
まだはっとするような白い花を咲かせています。

夕方も遅くなって
薄暗がりに白い花が浮かび上がるころが
いちばんきれいに見えるかもしれません。

半夏生はかなり白くなりました。






2015年6月7日日曜日

大型の写真集 『ターシャの輝ける庭』














薔薇の季節が終わりました。

毎年、見事な薔薇を咲かせる方が
これからの手入れが大変、と
おっしゃっていました。
秋にも咲かせるには
今が大切なんだそうです。

季節ごとに楽しめる庭をつくるには
手間も時間もかけないといけませんね。

庭、といえば
ターシャの庭があこがれです。

あの広い庭。
木が茂り
花が咲き乱れる庭。
ボートで漕ぎ出す睡蓮の咲く池。
実をつけるリンゴや洋梨。
森の紅葉。

実際にあの広さがあったら
音を上げるでしょう。
ここにある大型の写真集を開いて
写真で見ているだけで癒されます。

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『ターシャの輝ける庭』
写真 リチャード・W・ブラウン
発行 メディアファクトリー
2009年6月初版第1刷発行
2009年8月第3刷
定価 ¥2800
BOOKS144販売価格 ¥1400

2015年6月2日火曜日

6月の呑川緑道














暑い5月が終わり、
もう6月です。
梅雨入りも近いことでしょう。

呑川緑道の様子も
春から夏へと移っていくところです。

次から次へと花が咲いた時期が終わって
わずかに残っている菖蒲の黄色い花、
薔薇、たんぽぽの綿毛。
半夏生の葉が白くなり始め、
ドクダミの白い花があちこちに群れています。
これからはアジサイ、
クチナシなどが楽しめますね。

若緑だった葉も色を濃くし、
すっかり茂りました。

鳥たちは子育てに忙しく、
スズメやシジュウカラの
にぎやかな声が聞こえてきます。

川の浅いところでは
鳥たちが水浴びをしていることがあります。

体を低くして
ばしゃばしゃっと翼で水を浴びます。
何回も繰り返し
そのあとは日当たりのいい枝にとまり
体をふるわせて水をはらい
毛づくろいに余念がありません。

呑川緑道は木も水もあり
虫もいるおかげで
何種類もの鳥が見られてしあわせです。