太田大八さんの絵本 『かさ』
今日はずっと晴れていましたが、
雲が出てきました。
夜にはザッと降るような天気予報ですから、
傘を持っていないと心配です。
雨のなか、
駅までおとうさんをお迎えに行く
女の子が描かれた絵本があります。
太田大八さんの『かさ』。
文字のない、
モノクロの絵に
女の子の傘だけが赤い
印象に残る絵本です。
黒い大人の傘を持った女の子が
赤い傘をさして歩いて行きます。
公園を抜け、
陸橋の上から下を通る電車をながめ、
ドーナツ屋さんをのぞき、
だんだん街に向かいます。
横断歩道を渡り、
駅に近付いていきます。
しっかり握りしめて
持っていった傘を
待っていたおとうさんに
差し出す女の子の顔。
子どもだったころに
お使いを頼まれたときの
気持ちを思い出します。
『かさ』
作・絵 太田 大八
発行 文研出版
定価¥1100
BOOKS144販売価格¥600
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