野ぶどうの美しさ
今日は立冬です。
そうとは思えない暖かさですが、
日の差す角度も変わってきて
部屋の中まで日が届くようになってきました。
色づいた葉の間から差す
冬を感じさせる光。
先日、山へ行ったお土産に
採ってきてくれた野ぶどう。
庭に生えているのは
こんなに変化のある色合いにはなりません。
薄い緑色から水色、ピンク、濃い紫まで。
その色の美しさ!
この色の変化は
タマバエの幼虫などが
寄生したことによっておこるそうで
熟して色付いたわけではないそうです。
なんだかがっかりしますが、
それでも見とれてしまう素晴らしさです。
宮沢賢治作品『めくらぶどうと虹』の中に
”上のやぶには、めくらぶどうの実が
虹のように熟れていました。”
という文があります。
このめくらぶどうは野ぶどうのことです。
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