2017年4月30日日曜日

絵本 『ぼくの庭ができたよ』














4月最終日。
青空のまぶしい朝。
日差しに新しい葉がきらきら光り、
初夏の空気を感じます。

若葉の育つのはあっという間で、
葉がかたまりになって
ヤドリギがついているように見えたケヤキは
もう葉が茂り始め、
風にさわさわと揺れるようになりました。














枝にたくさんの葉がついて、
出た順番や育ち方、
日当たりなどでそれぞれに色が違い
ケヤキの若葉は見ていて飽きません。














店までいろいろなお庭を見ながら歩いていると
どこも若い葉や草がきれいです。
垣根の薔薇が咲き始めていたり、
ジャスミンが匂ってきたり、
柿の若葉がつやつやしていたり
オダマキが咲いていたり。
和風のお庭もイギリス風のもいいなあ、と思います。

ここに、庭づくりがわかりやすく描かれた絵本があります。

『ぼくの庭ができたよ』。

大きなりんごの木のある
広い庭の家に引っ越してきた家族。
空き家だったので荒れ果てた庭。
家族みんなですてきな庭を作っていくお話しです。
自分でも庭をつくってみたい、と思わずにはいられません。

夏の庭、夜の庭でろうそくをともした様子など、
どのページも丁寧に細かく描かれた
私の大好きな絵本です。

「ぼくの庭ができたよ」の画像検索結果

『ぼくの庭ができたよ』
ゲルダ・ミューラー作
ささきたづこ訳
文化出版局 発行
1989年発行
1992年第6刷
定価¥1416
BOOKS144販売価格¥1200

2017年4月25日火曜日

若葉の美しい季節














今年は気候のせいか、
まだ八重桜が楽しめますが、
ソメイヨシノが葉桜になる頃になると、
草や樹木の若葉の緑の美しさや、
木の葉の茂っていくようすにばかり
目がいってしまいます。

剪定されて
枝がすっきりしてしまったケヤキと
お隣の木(何の木だか・・・)にも
葉が育ち始めました。

ケヤキは枝によって葉の出かたが
早かったり遅かったり。
枝の先にかたまりになって生えてきます。
この頃のケヤキの形が好きですが、
ちょっと忘れていると
あっという間に茂ってきてしまいます。
その日の天気や風、
日の当たる角度によって様々に見える
やわらかそうな葉の木を
楽しんでいます。



2017年4月20日木曜日

たんぽぽの綿毛がいっぱい


BOOKS144の店の南側に
カントウタンポポが生えている、と
以前、書きましたが、
晴れた日は丸くふくらんだ綿毛がいっぱいです。
背の高い大きな丸い綿毛から
小さいまま小さい綿毛を付けたものまで
みんな茎をすっくと伸ばして
それぞれに風を待っています。
朝、みんなが南のほうへ向いて
綿毛を開いていく様子は
生命力にあふれていて見事です。



2017年4月16日日曜日

散る桜を楽しむ














今年はお花見をする暇も、
吞川をゆっくり
桜を見ながら歩くこともできないでいるうちに
葉桜になってしまいそうで、
あわててきのう、
花びらの舞う緑道を歩いてきました。
咲き始めも、五分咲きも
満開もいいけれど
葉が出てきて若い緑が混ざるようになった桜も
かえって花だけよりいいかもしれない、と思いました。

山吹もミツマタも満開。
モッコウバラやツツジも咲き始め、
水仙や花ニラ、シャガなど
何種類もの花が咲き、
新しい柔らかい葉の緑、
限りなく花びらが風に舞い、
1時間ほどでしたが、
とても気持ちのいい吞川緑道でした。


2017年4月14日金曜日

キスなんて だいきらい













最近、よく来る大きなグレーの雄猫。
野良なのか、
飼い猫なのかわかりませんが、
物置の上がお気に入りで、
晴れた日には日向ぼっこをしながら
くつろいでいます。














近付いても平然としている顔を見ていると、
トミー・ウンゲラーの絵本
『キスなんて だいきらい』の表紙を思い出しました。










子ねこのパイパーは
せっかくおとなぶっているのに
おかあさんに子ども扱いされることが大きらい。
何かとキスされることが我慢できません。

わんぱくな男の子を持つおかあさんは
わが身に置き換えて
そうそう、と思えるのではないでしょうか。
そんな反抗期の男の子の心理を
描いた絵本です。

「キスなんてだいきらい」の画像検索結果

『キスなんて だいきらい』
トミー・ウンゲラー 作
矢川澄子 訳
文化出版局 発行
1974年第1刷発行
2001年第23刷
定価¥971(税別)
BOOKS144販売価格¥500

2017年4月8日土曜日

今春もジューンベリーの花が



つい先日、つぼみがついた、と思ったら
もう咲き始めました。
枝が折られても
季節がめぐってくれば
毎年同じように花を付けます。
時々小雨の降る肌寒い日ですが
しっとり濡れた白い花が可憐。
つぼみもたくさんあり
花も赤い実も楽しみです。


2017年4月4日火曜日

スミレ














やっと暖かくなり
吞川の桜の開花もかなりすすみました。
五分咲きくらいの
赤みを帯びたつぼみと
開いた花の薄いピンクの両方が見られる
このころの桜が好きです。

今日は日差しが気持ちよく、
雨の心配も風もなく
お散歩日和ですね。

いま、足元を見ながら歩いていると、
日向でスミレがたくさん咲いています。
色の薄いのから濃い紫のまで。
アスファルトの割れ目や
石垣の間からも小さな花を咲かせています。
庭の植木鉢や庭の草のあいだにも
何種類かのスミレが咲いていました。

スミレの花を見ると
春になった、と感じます。