2016年12月26日月曜日

年末年始のお休みのお知らせ














クリスマスも終わり、
昨日まであんなに華やかに、
幸せな光に感じられたイルミネーションや、
ツリーやオーナメントも
今朝にはすっかり色褪せて見えます。
また来年、とバタバタと片付けられ、
一気に慌しい年末の空気に入れ替わりました。

ゆっくりと空を眺めている場合ではないのですが、
晴れて透き通った夕方は
葉の落ちた枝先がシルエットになって、
深呼吸したくなるほどきれいです。
ひと息ついてみてください。

BOOKS144の年末年始のお知らせです。
年末は今日まで、
来年は1月6日(金)からの営業となります。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

★年末年始の休業日
  12月27日(火)~1月5日(木)

2016年12月23日金曜日

プレゼントに絵本 『 ビロードのうさぎ 』 を


















昨夜は大荒れのお天気でしたが、
今日は晴れて暖かく、
冬至も過ぎた12月とは思えません。
夕方あたりから北風になり
明日のクリスマスイブは寒くなるようです。

クリスマスのプレゼントに
『 ビロードのうさぎ 』 はいかがでしょうか。

プレゼントとしてクリスマスの靴下に入っていた
ビロードでできたうさぎのぬいぐるみ。

男の子は毎日いっしょに遊び、一緒に寝て・・・。
時がすぎ、うさぎは古くなり、
よごれてボロボロになりましたが、
ぼうやにとってはいつまでもすばらしいうさぎでした。

うさぎのほうも
子ども部屋の古い馬のおもちゃに聞いた、
「本物というのは、
 長いあいだに
 子どもの本当の友だちになったおもちゃが
 なるものなのだ。
 ただ、遊ぶだけではなく、
 心から大事に思われたおもちゃは本物になる。」
ということば通り
自分はほんとうのうさぎになったんだ、と
幸せでした。

ところがある日突然に別れがやってきて・・・。

私の好きな酒井駒子さんの絵の
大型の絵本です。










うさぎと一緒の男の子の絵に
子どもの小さかったころの姿が浮かんできます。
手の動きや
ぬいぐるみを抱えていた様子、
うなじのへこみなどを思い出して
懐かしさでいっぱいになってしまいます。

クリスマスのお話ではありませんが、
絵もお話もすばらしく、
大人が開いて楽しめる絵本です。

「ビロードのうさぎ」の画像検索結果

『 ビロードのうさぎ 』
マージェリィ・W・ビアンコ 原作
酒井駒子 絵・抄訳
ブロンズ新社 発行
2007年初版第1刷
2008年第23刷
定価¥1500
BOOKS144販売価格¥800

2016年12月19日月曜日

今さらですが橋本展のご報告を














少し前になりますが、
橋本で二人展を開催しておりました。
どんな展示だったの?と
お尋ねいただいたので、今さらですが・・・。

宮沢賢治の生誕120周年ということで、
宮沢賢治に関係のある作品を並べました。
童話や詩の中からの一場面。
賢治歌留多の原画をひとつの額にまとめたものや
月夜やフクロウの作品。










珍しく私も木版画で小作品を作りました。
セロ弾きのゴーシュの中から
畑のトマトを運んでやって来た猫と
音楽を教わりに来たかっこうと
小だいこのかかりで
セロに合わせてもらいに来た狸の子。
野ねずみの親子は間に合わず、
制作中です。
セロを弾くゴーシュと、
親子ねずみの作品を作って
並べてみたいと思っています。


2016年12月18日日曜日

トールキンの 『サンタ・クロースからの手紙 』














今週末はクリスマス。
プレゼントやパーティーの準備で
忙しい一週間になるのではないでしょうか。

クリスマスの絵本を紹介したいと思います。
『 サンタクロースからの手紙 』。
「指輪物語」や「ホビットの冒険」のトールキンが
20年以上にわたり、
子どもたちに贈ったクリスマスの手紙。











サンタクロースの北極での暮らしや
うっかり者のシロクマのことなどが、
子どもたちに気付かれないためにか、
ふるえる文字で書かれていたりします。
じっくりと隅から隅までながめて読んで
トールキン自身の美しい水彩画とともに
大人が楽しめる一冊です。



『 サンタ・クロースからの手紙 』
J.R.R.トールキン 著
ベイリー・トールキン 編
瀬田貞二 訳
評論社 発行
1976年初版発行
1988年第6刷
定価¥1300
BOOKS144販売価格¥700

2016年12月13日火曜日

フェアトレード・ミニチョコ、 4種類あります。



朝は日差しがありましたが、
だんだん雲が厚くなってきました。

夕方からは雨だとか・・・。
外へ出てみるとそれほど寒くはありませんが、
ガラス越しに見ると
どんよりしていかにも寒そうに見えます。

最近、暗くなってから歩いていると、
個人のお宅でも
イルミネーションが華やかに瞬いていて
クリスマスが近いことを思い出させられます。

クリスマスまであと10日ほど。

この時期、お友だちに会ったときなどに
ちょっとした贈り物はいかがでしょうか。
この秋もBOOKS144には
チョコレートが入荷致しています。
今回はミニサイズのものが4種類。
1枚40gと手頃な大きさ。
ティータイムに一人でつまむにも最適です。

『 フェアトレード・ミニチョコ 』
・オレンジビター
  オレンジの風味がカカオ分65%のチョコレートの
  濃厚な味わいを引き立てます。
・ミントクリスプ
  ミントキャンディー・クリスプの食感がアクセント。
  ミントの香りの広がるカカオ分67%のビターチョコ。
・ジンジャーレモン
  カカオ分55%のビターチョコに
  生姜と黒コショウを加え、レモンの爽やかさをプラス。
・エスプレッソ
  ペルーのコーヒー豆をパウダーにして
  カカオ分55%のチョコに練り込んだ
  コーヒーの香り高い大人のエスプレッソチョコレート。
★原産国 スイス
★乳化剤不使用。
 材料は有機栽培の物を使っています。
★1枚40g ¥375

2016年12月9日金曜日

落ち葉














先日の風で店の前のイチョウは
すっかり葉を落としました。
通りを見ると
日当たりのいいところにある木から
枝だけの冬の姿になっています。
木の多い公園や学校などでは
お掃除の方が毎日のように
落ち葉を袋に詰めて大変そうです。

私が子どものころ、
この時期は朝
あちらこちらのお庭や家の前の道で、
そこのお家の方が熊手や竹ぼうきを使って
落ち葉をかき集めていました。
枯れて茶色くなったケヤキや
プラタナスの長い柄の大きな葉。
色付いた桜や柿やイチョウの葉。
山茶花の赤やピンク、白の花びら。

学校へ向かう通学路での毎朝の景色でした。

そして落ち葉を焚く煙が漂っていたりもしました。
あの焚火のにおい。

我が家の庭での焚火は
積もるほど落ちたケヤキの葉、
切り取った萩の枯れ枝、
枯れた朝顔の蔓、
剪定した椿など。
椿は生でも油が多いのか
パチパチとよく燃えたのを覚えています。

子どもたちが小さかったころのお楽しみは
焚火の中で作る焼き芋。
目にしみる焚火の煙。
焼き芋のにおい。
いぶりくさくなった子どもたち。
のどかな時代でした。

落葉樹の葉も残り少なくなり
紅葉が楽しめるのも、もうわずかですね。
店先のジューンベリーも
残った枝の葉がきれいに色付いています。



2016年12月6日火曜日

風の冷たい夜に食べたいスープ


















晴れて暖かいですが、
風が強く、BOOKS144の前の道には
イチョウの葉が舞っています。
日差しの中、黄色く光りながら
たくさんの葉が風に吹かれて、
同じ方角に飛ばされていく様子は
なんとも言えずきれいです。

店の前の枯れた芝生にも
黄色い葉が吹き寄せられて
いかにも晩秋の風情です。










夕方から風が冷たくなり、
今夜は寒くなりそう。
そろそろ温かいものがおいしい季節になりました。
「根菜のごろごろみそスープ」。
にんじん、かぶ、れんこん、大根、じゃがいもを
大きく(にんじんは3cmの厚さ、かぶは縦半分に)切って
昆布、鶏がらスープで煮て、
味噌を溶き入れ、
塩で味を整えてバターを加え、
仕上げに粗びきの黒コショウをふる。
おいしそうです。

これは
『 高山なおみさんの
 のんびり作るおいしい料理 』の中に出ています。
そのほかにも、
塩豚と白菜のスープ煮や、
さっぱりした、ゆず風味のかぶの浅漬けなども
冬の食卓にいいですね。

商品の詳細

『高山なおみさんの
のんびり作るおいしい料理』
角川SSコミュニケーションズ発行
2003年第1刷発行
2010年第10刷
定価¥1500
BOOKS144販売価格¥800