日差しがなくて風が強いと
冬であることを
実感する寒さですね。
”なんてつめたい風でしょう!
いまは冬です。”
これは『クリスマスってなあに?』の書き出しの文です。
ジョーン・G・ロビンソンのこの絵本は
クリスマスのことをやさしく教えてくれます。
クリスマスがいつから始まったのか、
イエスさまの誕生の説明。
クリスマスを迎える準備や
お祝いの習慣、サンタクロースのこと、
イブ、そしてクリスマスの終わりまで
22項目に分けて書いてあります。
今の時期だとクリスマスカードのページでしょうか。
次はプレゼントを買いに行き、
その次にはクリスマスプディングを作ります。
どのページも3色刷りのイラストが華やかで、
クリスマスを迎えるわくわく感を盛り上げてくれます。
にぎやかに並ぶたくさんのお料理。
ツリーの煌びやかさ。
夜空を駆けるトナカイの引くそりの迫力。
絵本は三賢者がベツレヘムに到着した
十二夜で終わっています。
クリスマスの前に開くのにぴったりの絵本です。
『クリスマスってなあに?』
文・絵 ジョーン・G・ロビンソン
訳 こみや ゆう
発行 岩波書店
2012年第1刷
定価¥1300
BOOKS144販売価格¥700
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