公園で
公園の片隅にブランコがあります。
うちの子どもたちが小さかったころと
変わらないブランコ。
すわる板には年季が入り、
過ぎ去った年月が感じられます。
いまはあまり遊んでいる子もいないけれど
あの頃は子どもたちの声でにぎやかでした。
子どもたちがヨチヨチ歩きのころは
私が抱いてすわり、
ひとりでも手を離さないころになると
後ろから限りなく
飽きるまで押していた小さな背中。
公園デビューから
幼稚園に入るまでの毎日、
幼稚園に行ってからも
帰りにバッグをかけたまま
走って向かった公園。
暗くなってきて
「バイバイ!」とそれぞれに帰っていったあの頃。
いつも外を通り過ぎるだけの公園に
ひさしぶりに足を踏み入れてみると
子どもたちの小さかった姿が思い出されます。
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