朝、晴れたものの強い風。
表に出した本が飛び、
看板が倒れ、ねじが抜けてしまいました。
昨日からの悪天候のなか、
庭の桜草も
BOOKS144の桜草も、
室内に避難させて、花も折れず無事でした。
今朝、メダカの池をのぞくと
何匹かのおたまじゃくしの黒い姿を発見しました。
うちのはヒキガエルの子たちですが
こちらはトノサマガエルのおたまじゃくしのお話です。
春に生まれたおたまじゃくしたち。
最後に生まれた たまーらは、
泳ぎがへたで、みんなに笑われて置いてきぼり。
ひとりでしょんぼり友だちを捜しに出かけます。
何回も危ない目に遭いながら、
成長していくたまーら。
出てくるカエルやドジョウ、ゲンゴロウなど、
リアルに描かれていますが、
透明感のある色彩で、
季節の流れが感じられます。
扉絵の春の水辺。
水に透ける桜の花びら。
色付いた秋の落ち葉。
おたまじゃくしたちの泳ぎ始めるこの季節に
ぜひ読んでいただきたい絵本です。
『おたまじゃくしのたまーら』
マイケル・バナード 作
吉田新一 訳
竹山 博 絵
福音館書店 発行
1982年 発行
2002年 特製版
¥2,000
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