2013年4月7日日曜日

おたまじゃくしの たまーら

朝、晴れたものの強い風。
表に出した本が飛び、
看板が倒れ、ねじが抜けてしまいました。

昨日からの悪天候のなか、
庭の桜草も
BOOKS144の桜草も、
室内に避難させて、花も折れず無事でした。

今朝、メダカの池をのぞくと
何匹かのおたまじゃくしの黒い姿を発見しました。
うちのはヒキガエルの子たちですが
こちらはトノサマガエルのおたまじゃくしのお話です。


















春に生まれたおたまじゃくしたち。
最後に生まれた たまーらは、
泳ぎがへたで、みんなに笑われて置いてきぼり。
ひとりでしょんぼり友だちを捜しに出かけます。
何回も危ない目に遭いながら、
成長していくたまーら。

出てくるカエルやドジョウ、ゲンゴロウなど、
リアルに描かれていますが、
透明感のある色彩で、
季節の流れが感じられます。














扉絵の春の水辺。
水に透ける桜の花びら。
色付いた秋の落ち葉。
おたまじゃくしたちの泳ぎ始めるこの季節に
ぜひ読んでいただきたい絵本です。

『おたまじゃくしのたまーら』
マイケル・バナード 作
吉田新一 訳
竹山 博 絵
福音館書店 発行
1982年 発行
2002年 特製版
¥2,000

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