Books 144
2018年1月7日日曜日
閉店のお知らせ
2018年。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
2012年 秋にオープンしたBOOKS144。
絵本、児童書を中心とした古書店として
やって参りましたが、
Ⅰ2月27日をもって閉店致しました。
たくさんの方とお目にかかり
いろいろなお話しを伺い、
穏やかな毎日でした。
お散歩の途中に立ち寄られる方。
お孫さんへのプレゼントに、と
絵本を何冊も選んで行かれた方。
読み聞かせのための絵本を探しにいらした方。
表の均一本の中から好きなものを見つけて
喜んでくださった方。
おもちゃを「ひとつだけ!」と
毎日のように時間をかけて選んでいた
男の子とおとうさん。
そして店までの道に見つける季節。
芽吹きから葉の生い茂る様子、
色付いていく葉、寒々とした裸の木。
その時々の花。
虫の声や鳥たち。
風や空気、空の色。
家から離れ、
すてきな本たち(いい本ばかりが揃っていました!)に
囲まれて過ごす時間。
なんと贅沢だったことか!
BOOKS144があったからこその
日々でした。
BOOKS144を大切に思って下さった方々。
お立ち寄りいただいた皆さま。
お名残惜しいですが、
またどこかでお目にかかれる日を
楽しみに致しております。
お知らせが遅くなりましたこと
お詫び申し上げます。
今までどうもありがとうございました。
2017年12月1日金曜日
12月。冬。
12月。
カレンダーもついに最後の一枚。
店の前にあるジューンベリーも
街路樹のイチョウもすっかり色付きました。
晴れた日のきらきらした紅葉も、
日差しのない日の落ち着いた色合いも
どちらもきれいです。
これからは
風の吹くたびに葉が落ちて
紅葉の降るなかを歩いたり、
道が一面、黄色く光って見えたり。
落ち葉を楽しめる時期ですね。
でも気付くと
枝にわずかに葉の残る
寒々した景色になっていて・・・。
今日のように曇っていると温度も上がらず、
冬の訪れを感じます。
2017年11月21日火曜日
西日
日が短くなってきました。
5時になるともう暗くなり、
いつまでも明るかった夏の夕方が懐かしいです。
日の傾き方が変わってきて
2時頃から少しの間、
晴れた日は、
店のポストの足元に西日が射します。
歩道が明るく、
草の隙間から透ける日がまぶしく、
その陰に赤い実がつやつやして。
逆光に光る景色を
店内から眺めて楽しんでいます。
2017年11月14日火曜日
山茶花
昼間は曇りかと思っていましたが、
意外と早く雨が降り始めました。
この季節、
日がないと表の様子が寒々と見えますね。
雨に濡れた歩道に落ちている
紅葉した葉や
垣根の山茶花の花びらがきれい。
子どものころの家の垣根の中に
背の高い山茶花があったのを覚えています。
花のあまりないこの季節、
緑の垣根の中に
ひらひらした花びらと
黄色いしべが目立っていました。
山茶花はピンクや赤、八重など
園芸種がたくさんありますが、
白にほんのりピンクの入った
原種に近い一重の花が好きです。
2017年11月7日火曜日
野ぶどうの美しさ
今日は立冬です。
そうとは思えない暖かさですが、
日の差す角度も変わってきて
部屋の中まで日が届くようになってきました。
色づいた葉の間から差す
冬を感じさせる光。
先日、山へ行ったお土産に
採ってきてくれた野ぶどう。
庭に生えているのは
こんなに変化のある色合いにはなりません。
薄い緑色から水色、ピンク、濃い紫まで。
その色の美しさ!
この色の変化は
タマバエの幼虫などが
寄生したことによっておこるそうで
熟して色付いたわけではないそうです。
なんだかがっかりしますが、
それでも見とれてしまう素晴らしさです。
宮沢賢治作品『めくらぶどうと虹』の中に
”上のやぶには、めくらぶどうの実が
虹のように熟れていました。”
という文があります。
このめくらぶどうは野ぶどうのことです。
2017年10月31日火曜日
10月も終わりです。
秋も深まって
木を見上げると葉の色の変化がきれい。
今日は曇っていますが、
晴れると日に透けて
もっと鮮やかにコントラストが楽しめます。
明日から11月。
あっという間に季節がすぎて
冬が目前まで来ているのに愕然とします。
今年はあまり
オレンジと黒のハロウィンの飾りを目にしなかったため
パソコンを開いて
今日がハロウィンであることに気付きました。
今夜はパンプキンスープでも作ってみましょうか。
2017年10月13日金曜日
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